GENESISが好きな人は知っているアーティストですが、一般的には無名な人でしょう。難解なプログレでは有名な人です。私はGENESISが好きなので知りました。
口ずさめるメロディーラインはなく、不気味なアルバムの雰囲気に浸るといった聴き方ができる人向けの音楽です。ソロ活動になってからのアルバムはGENESIS時代よりは聴きやすくなったかもしれません。しかし、商業的には成功したと言えるアルバムは『SO』だけなので、現在アルバムを新品で購入しようと思ったら『SO』しか買えません。amazonでは買えますがそのうち買えなくなるでしょう。
中古であれば何とかまだ買えるので頑張って見つけてください。
Peter Gabriel (Car)
1977年リリースのソロ活動第一弾のアルバムです。アルバム・ジャケットほど不気味でもなく比較的聴きやすいです。ミディアム・テンポの曲がメインです。
- Moribund The Burgermeister
- Humdrum
- Here Comes The Flood
Peter Gabriel (Security)
1982年リリースのアルバムでGENESIS時代に回帰したかのような曲調です。ジャケットと同じで難解かつ不気味な音楽になりました。それでもこのアルバムでないと聴けない名曲が一曲あります。
7曲目の『Wallflower』という曲でスローで幻想的なバラードです。
このアルバムではかなり電子音楽で打ち込みを多用していると思います。
US
1992年リリースのアルバムで本来ならば大ヒットアルバム『SO』を推薦すべきですが、敢えてこのアルバムにしました。POPS色が強くなってとても聴きやすくなりました。電子音楽を否定しませんが、人間が演奏した楽器の音の方がいいと思うのは年齢のせいでしょうか。
- Come Talk to Me
- Love to be Loved
- Washing of the Water
3枚組のエディションの方をおススメします。2枚がライブ盤でどれも聴きやすく売れたのが良く分かる作品です。
この記事を書いた人
ogoe 男性
福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。