Paul Simon『Still Crazy After All These Years』レビュー

Paul Simon『Still Crazy After All These Years』レビュー
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Simon & Garfunkelの一人Paul Simonのアルバムになります。1975年リリースのソロ4作目のアルバムです。『Bridge Over Troubled Water』と比較してしまうと少し寂しい内容に感じてしまうでしょう。

『Bridge Over Troubled Water』は民族音楽を取り入れたりと多彩な内容かつ壮大さがありました。このアルバムはシンプルでありながらどの曲もメロディーラインが素晴らしい。かつてポール・マッカートニーがSimon & Garfunkelを評価とていましたが、曲づくりが似ているPaul Simonの方を評価していたのかもしれません。

少しポップな曲として『Gone at Last』がありますが、この曲はPhoebe Snowとの共演になります。ボーカルが途中で女性に変わりますがその歌声がそうです。そしてオープニングの『Still Crazy After All These Years』のバック・コーラスでも参加しています。私が好きな女性アーティストでもあります。

このアルバムの中で意外に聴き流してしまうかもしれない曲『My Little Town』は実はSimon & Garfunkelとしてデュエットしています。私にはどうしても平凡な曲にしか聴こえませんが話題性のためにデュエットしたのかもしれません。わざわざデュエットしなくてもサイモンだけでも良かった曲のように思います。

おススメの曲
  1. Still Crazy After All These Years
  2. Some Folks’ Lives Roll Easy
  3. Silent Eyes

この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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