Tears For Fears 『Songs From the Big Chair』レビュー

今から40年も前(1985年)にリリースされたアルバムで当時はまだレコードで収録曲の『Shout』が大ヒットしました。7年前にmobil fidelityのゴールドCDを購入して聴いていました。改めて聴いてみるとヒット曲以外にもいい曲があるのでご紹介したいと思います。

ローランド・オーザバル(ボーカル・ギター)とカート・スミス(ボーカル・ベース)の2人組で英国のバンドです。シンセサイザーを取り入れながらもクラシカルな音作りが聴き疲れを起こさず新しいサウンドを受け入れやすくしています。画像の2人の肖像がメンバーです。

ジャケットの印象

このジャケットを見て兄弟ですと言われても違和感がありません。CHAGE and ASKA並に歌はうまいし、楽器の演奏も上手いです。でも兄弟ではないです。仲がいいのは雰囲気で伝わってきます。

音の特徴

1980年代はシンセサイザーを使用したド派手な曲も多い中、綺麗なボーカルを殺さずこうした音作りが印象的でした。

一部ライブ音源もあったりしますが、しんみりとした曲調の曲もありアルバムとしては個人的に高評価のアルバムです。他のアルバムは試聴も含めて聴いていません。バンドとしてどのように変化しているかとか興味がなかったからで、このアルバムがそれだけ完成度が高いと言っていいでしょう。

宇多田ヒカルの『First Love』に匹敵するようなアルバムだと思っています。

雰囲気・世界観

田舎の風景はイメージできません。クールな都会のイメージ。ビルや人混みがあるけれど、暗闇や人が引いた後の静けさを感じる音楽です。

おすすめの聴き方・シーン

早朝のジョギングで聴くか就寝前に聴くと落ち着くことでしょう。『Mothers Talk』のようにスピード感のある曲もあったりと一色で染め切らない内容だからです。

総評

サックスやピアノの旋律が印象的で、切なさではなく虚無感を感じさせるものです。あとで尾を引く感じの音楽です。例えば、ライブ録音と思われる『I Believe』なんかが正にそんな曲です。楽曲の表示ではライブとなっていませんが手拍子が一部入っていました。

スピード感のある曲もそうでない曲も、あとで尾を引きスッキリしない気分になってしまうかもしれません。それこそがTears For Fearsの魅力です。

おススメの曲
  1. Shout
  2. Everybody Wants To Rule The World
  3. I Believe

キャッチコピー

『時間の経過に埋もれさせてはいけない』

AllMusic評価

4.5
Excellent
AllMusicスコア評  価
Masterpiece
Excellent
Strong
Good
Average
Mixed
Poor
Very Poor
Awful
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