- Workout Groove
- 2024年7月9日
- 2026年1月31日
ジョギングで聴いて欲しい|Earth, Wind & Fire『Head to the Sky』レビュー
ディスコ音楽と言えば『Earth, Wind & F……

ヴァニラ・ファッジのメンバーのティム・ボガートとカーマイン・アピスは、ジェフ・ベックから新バンド結成の誘いを受けたもののベックの事故でとん挫。やむなく結成したのがCactusである。
ボガートのベース、アピスのドラムスは他者を圧倒する技能とパワーで強力なリズム隊を構築していた。サイケなのかヘビーなブルースなのか分からないが何度も聴きたくなるようなくせになるサウンドである。
独特の重いノリはライブで威力を発揮。スタジオ録音もいいがライブ盤に価値あり。かなりのロングプレーが続出するがそれが病みつきになるだろう。
クリームに負けないくらいのバンドなのに、売れなかったのはプロモーションのせいもある。このバンドにクラプトンが加入していたら変わっていただろう。更に絞り込んで買った方がいいアルバムは『Fully Unleashed: Live Gigs, Vol. 1』と『Cactus / One Way…or Another』だけだろう。

ライブ盤は2種類あるがお金が大変だという人はVol.1で十分。とりあえずこのアルバムを聴いて自分の好みの音楽か確認して欲しい。もしこれだと思ったら次はスタジオアルバムの検討をおススメする。Vol.2は最後でもいいでしょう。
レッド・ツェッペリンと同じ4人構成のバンドというのが分かる。
レスポールの甘く太い音と強力なベースとドラムのリズム隊、そして激しいボーカル。『Long Tall Sally』については、リトル・リチャードのが激しくベストだと思ってたけど、CACTUSのスローで思いバージョンもいい。
ヘビーなブルース・ロックがやりたかっただけですな。
ヘビーなブルースロックが好きで、レッド・ツェッペリンとは違った泥臭さが好きな人向けの音楽。
ティム・ボガートとカーマイン・アピスがジェフ・ベックとのコンビの期間が短かったのは、ベックが音楽的成長がないと判断したからだろう。第一期ジェフベック・グループにしてもヘビーなブルース・ロックは嫌いではないと思うが、途中で飽きてくるんだと思う。そうでなければ続けているから。
このバンドに限っては、次にどんなアルバムを出すのだろうかという期待感は持てない。
『どの楽器も演奏技術はハイレベル』
| 4.5 | Excellent |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |

ライブ盤自体貴重な録音なのでチョイスしただけ。完成度はVol.1の方が高い。悪くはないというのが正直な感想で少しマンネリ気味に感じてしまう。
| 2.5 | Mixed |

バンド名と同じサボテンである。
中域から低域にかけてとにかく音が分厚い。ベースが幅を利かせているからだろう。2枚目の『One Way…Or Another』では何回『Long Tall Sally』を聴けばいいのかっていうくらいバージョン違いも含めて収録されている。
メロディアスな曲も入れて聴きやすくなってるが、手詰まり感も出ている。CREAMもそうだったが、やっぱり演奏技術を競い合ったバンドは短命だと分かる。曲があって各パートがある訳でなく、自分たちの演奏技術を披露するために曲があるといったスタンスだと長続きしないし、やっぱり中身が薄く退屈になる。
ベース、ドラム、ギターの順に耳を澄ませて聴くとかなり勉強になる。テクニックを盗むという聴き方が一番合っている。
2枚組でファーストとセカンドアルバムを収録したもの。意外にバラードがいい。ライブ盤ほどの激しさはないが静かでもない。1曲あたりの時間が短いのが違った印象にさせているのだろう。
『最初の2枚はバラードも含めて飽きない』
| 4.5 | Excellent |

2枚組で3番目と4番目のスタジオ録音のアルバムを収録。クリームと同じで曲作りでネタ切れを感じさせてしまう。新鮮味を感じなくなったという意味。4番目のアルバム以降活動休止状態に入る。

これまでご紹介してきたアルバムを全部収録したBOXなので大変お買い得品。私は最初ライブ盤Vol.1とVol.2を買ってからBOXセットの存在を知り購入したので一部無駄になってしまった。YouTubeで試聴してみて気に入ったらBOXセットを買うのも1つの手だと思う。