1999年リリースのアルバム。ヤン・ハマーもキーボードで参加、明らかにテクノ・ロックに傾倒しているのが分かる内容のアルバム。最近YouTubeで知って試聴していたらお気に入りのアルバムになりました。
通常盤のCDを購入しましたが音質は良好です。1977年リリースの『Jeff Beck with the Jan Hammer Group Live』を聴いたとき、あまりにもボーカルが下手なのでうんざりしておりましたが、このアルバムはブルース・ロックを現代風に進化したような曲調のものばかりです。
だから退屈しないんです。売れたアルバムかどうかは分かりませんが、販売されているうちに購入しましょう。クラプトンもそうですが、一流のミュージシャンで息の長い人は一つの場所に留まることをしないで新しい境地を探して行くと思います。
スタジオ録音のアルバムとしては晩年の作品と言ってもいいでしょう。Jennifer Battenという後にマイケル・ジャクソンのライブにも同行するギターリストも参加しています。
天才ゆえに同じ事ばかり或いは焼き増しばかりだと退屈してくるのではないかと考えてしまいます。1970年代でなくとも名盤はあります。6曲目の『エンジェル(フットステップス)』は名演です。






