- Study Beats
- 2024年10月15日
- 2026年2月12日
Eric Clapton『461 Ocean Boulevard』レビュー
このアルバムはハイレゾとmobil fidelityのゴール……

FENDER STRATOCASTERにシグネチャーモデルとして製作されているギター、SRVとはこの人の使用していたストラトをモデルとしている。音楽から入ったというよりはギターからこのアーティストを知ったというのがルーツ。
ギターは比較的出力のあるピックアップを使用し力強い弾き方で演奏する人。繊細な音は追求していないだろう。ストラトと言えばジミー・ヘンドリックス、クラプトン、ジェフ・ベック、ロリー・ギャラガーが思い浮かばれるが、Stevie Ray Vaughanのストラトは他のアーティストと違ってピックアップが純正ではないだろう。
打楽器のようなギター音と鼻に詰まったような歌い方は好みが分かれるが、アルバムの中に何曲か好きになった曲があったことから3枚のアルバムを購入。ギターの勉強にはいいかもしれない。

白を背景にしたジャケットはそれだけで晴れ晴れとした気分にさせてくれるので好きだ。
1991年リリースの未発表音源集。ジミヘンのカバー曲『Little Wing』が聴きたくて購入。歌はどうしても好きになれない。
ストラトらしい綺麗な音色がアルバムジャケットに上手くマッチしている。ギターの音は綺麗なのにボーカルがダミ声なのが雰囲気を壊している。ボーカルを他人に任せるか歌わない方が良かった。ギターのフレーズはブルースを現代風にアレンジした洗練されたフレーズの洪水。
『Chitlins Con Carne』のストラトは珍しくシャンシャンとしていない太い音でストラトを演奏しています。曲に合わせて全く違うトーンを選択できるギターリストということでしょう。
『So Excited』ではディストーションをかなり深くかけてヘビーな音で演奏しています。曲調だけでなくギターのトーンもかなり変化させているので退屈しません。
ラストの『Life by the Drop』はアコギとボーカルだけのシンプルな構成で若干ボーカルにエコーがかかっています。静かにアルバムを締めくくっているのが粋です。
ボーカルを除けば、ブルースのアク抜きをした感じ。
読書や作業の時のBGMが最適でしょう。じっくり聴きたい人にも耐えうる内容ではあります。
ご紹介する3枚のアルバムの中で一番好きなアルバムでとても聴きやすいです。生前リリースされなかった理由が全く分からないくらい、音質・演奏すべて良くできています。聴かせる音楽が多いです。
『生前になぜリリースしなかったのか。未発表曲にしては出来がいい』
| 4 | Strong |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
Stevie Ray Vaughanと言ったらこのアルバムジャケットをイメージする人が多いくらい有名なジャケット。
ボーカルに関しては、クラプトンに似ていると言えば似てる。下手と言い切っていいほどではないがやはり上手くはない。ギターテクニックは最高なのにもったいない。ジミーペイジのような変なタメや次のフレーズが思い浮かばないといったハプニングは決してない人だろう。
フレーズやリフの引き出しがかなり多い人だと思う。多彩なギターリストだろう。
ヘビーなブルース・ロックだが落ち着いて聴ける不思議なアルバム。
録音がいいだけでなく、ギターのフレーズに誤魔化しがないので勉強するのにもいい教材でしょう。天気の悪い日や夜聴くと雰囲気が出ます。
1984年リリースで彼にとってのヒットアルバム。私は2015年に2枚組レガシーシリーズとmobil fidelityリマスターの2種類のアルバムを持っている。歌がないといい曲と言えるのが増えるのだが。
ギターに関してはセクシーなギターだと思う。ストラトは普通に弾くと音瘦せするが、適度に太くまろやかな音も時折使っている。こんなところが拘りだろう。
『ギターをセクシーに弾くギターリスト』
| 4 | Strong |
とにかく帽子が好きな人なのだろう。ジャケットにはいつも帽子を被ったものばかりだ。
オープニングの『Love Struck Baby』から1960年代のロックンロールを思わせる曲で本当にブルースのアルバムなのかと心配になるが、それも2曲目まで。3曲目『Texas Flood』からは正真正銘のブルース・ロック。とにかくギターが格好いい。
ギターがシャンシャン気味の音なので、ベースが曲によっては中音域を埋めるように断続的に籠った音で弾いたりもしている。『Rude Mood』のことだが、上手くバランスを取ろうとする演奏は素晴らしい。
ブルースギターリストで『Dirty Pool』のような3連符を弾く人は珍しいし、これはビートルズのジョン・レノンが『オールマイラビング』で披露して有名になった弾き方。ギターに関しては様々な要素が盛り沢山なアルバム。
ALLMusicの評価が星5つなのは、オープニングからロックンロールで始まりながらも、ブルースでしっかりまとめているからではないか。
軽作業の時に聴いたら作業効率が上がりそう。
1983年リリースのデビューアルバム。私はmobil fidelity盤で購入。ギターのフレーズとしては他の2枚のアルバムよりこちらの方がブルースっぽくていい。テクニックはあってもジミヘンやクラプトンのようにのめり込むような音楽ではない。あくまでも少し脱線したくなったときに聴く音楽。
悲しい音楽はなく、ギターの音色も暗さはなくセクシーの一言に尽きる。ジェフベックのように正確なリズムで精緻なフレーズを弾きまくる。ベックよりはStevie Ray Vaughanのギターの方が面白く感情豊かなトーンとフレーズの洪水。
『リズムの刻み方が癖がなく精緻』
| 5 | Masterpiece |