「アビイ・ロード・スタジオ」のエンジニアであったアラン・パーソンズが立ち上げたプロジェクトでスタジオ録音専門のバンド。そうビートルズのレコーディングエンジニアでもあったわけで自分でも音楽をリリースしようと思って始めた企画。バンドと言ってもアルバム毎にメンバーは変わるのでプロジェクトメンバーというのが正しいだろう。
このバンドのアルバムは全てmobil fidelity盤で購入。最初に買ったのは、『Eye in the Sky』で1980年代は凄いアルバムの目白押しの時代だったと感じさせる。
- ビートルズやピンク・フロイドが好きな人
- 壮大なプログレッシブ・ロックを聴きたい人
- ピーター・ガブリエルが好きな人
Tales of Mystery and Imagination
1976年リリースのデビュー・アルバム。プログレ特有の分かりにくさがいいアルバム。アッシャー家の崩壊は5部作の組曲仕上げでこれだけでも普通のバンドではないことの証左。
アルバムタイトルの『エドガー・アラン・ポー』とは米国の小説家で日本では江戸川乱歩が彼への造詣をこめてペンネームで使用した。メロディラインやサビを重視した聴き方ではなく独自の世界観に浸る聴き方が合っているアルバムである。
- アモンティラードの酒樽
- タール博士とフェザー教授の療法
- 楽園の人に
I Robot
1977年リリース。ロボットとの近未来を描いたのか意図は正直分からない。プログレサウンドは継続している。このアルバムはmobil fidelityでのシルバーシリーズのリマスター盤とSACD盤の2枚持っている。
少しポップスの要素も入ってきたアルバム。時代の流れを汲んだ作品かもしれない。誰がギターを弾いているのか分からないがシンプルでも耳に残るフレーズとトーンである。
- Some Other Time
- Don’t Let It Show
- Day After Day
Eye in the Sky
1982年リリースの大ヒットアルバム。プログレからポップスに移行した傑作アルバム。初期の重苦しさはなく聴きやすいだろう。上品なポップスと言っていいかもしれない。
- Eye In The Sky
- Gemini
- Old And Wise
この記事を書いた人
ogoe 男性
福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。