オジー・オズボーンというバンドのギターリストとか1974年製ギブソン・レスポール・カスタム(ホワイト・クリーム)を演奏していた人とかで知られている。
クワイエット・ライオットからキャリアが始まり、ヒット曲『Cum On Feel the Noize』がCMでも起用されていたことを思い出す。この曲はカバー曲でこの曲がリリースされたときには既にランディは亡くなっていたし、1979年には脱退していた。
ランディが在籍していた頃の曲はYouTubeで『静かなる暴動』で検索すれば試聴できる。野暮ったいギターでオジーオズボーン時代のギターとは雲泥の差がある。オジーオズボーンとの出会いが彼を変えたのだろう。
- バッキングとソロを同時に弾きこなしているかのようなフルにギターの音を最大限に引き出している。ジミー・ペイジに匹敵するところ。
- ただ速弾きしているだけでなく、トーン・コントロールはとても情緒的で明るいとは言えない。
- クラシックギターの素養があったので、このことがサウンドに影響しているのだろう。
25歳でお亡くなりになったので、オジー・オズボーン時代は3枚のアルバムをリリースしただけだった。どれも名盤揃いなので是非聴いていただきたい。
トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ
トリビュートアルバムだからと言って、他の誰かがギターを弾いているわけではない。正真正銘ランディがライブでギターを弾いているオジー・オズボーンのライブ盤。ライブ盤でも音質は最高。私は音質に拘ってBlu-spec CD2のものを購入。
2枚のスタジオ録音のアルバムのライブ盤。3枚CD買うのが大変な人はこれ1枚で十分。
- アイ・ドント・ノウ
- クレイジー・トレイン
- グッバイ・トゥ・ロマンス
ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説
1980年リリースの記念すべきデビュー・アルバム。ランディのギターもいいがベースの動きもバンドのリズム感を引き出している。このアルバムに私の好きな楽曲が詰まっている。生きていればヴァン・ヘイレンのギターリスト『エディ・ヴァン・ヘイレン』と長きにわたり比較され評価の対象になっていただろうに。
『エディ・ヴァン・ヘイレン』も既に亡くなられ天国でギター共演でもしているでしょう。このアルバムはギター、ベース、ドラムの技術が凄い。オジーがもう少しハイトーンボイスだと格好いいのに。私は音質に拘ってBlu-spec CD2のものを購入。
- アイ・ドント・ノウ
- クレイジー・トレイン
- ミスター・クロウリー
ダイアリー・オブ・ア・マッドマン
1981年リリース。これがランディにとっての最後のレコーディング・アルバム。やっぱりベースとドラムの腕が凄い。ランディのギターテクニックを引き出したのは、オジーだけではなく他のメンバーの影響が大きいだろう。
デビュー・アルバムと違ってマンネリ化してしまったようなアルバムだ。楽曲はそうであったとしてもギター、ベース、ドラムの演奏は是非聴いてみればその意味が分かるだろう。ついつい演奏テクニックに耳が入ってしまう。ランディがこのアルバム制作後クラシックギターの学校に入りなおしてキャリアの変更を考えていたとWEBには出ているが本当にそうかもしれない。
このままの路線だとサード・アルバムもセカンド・アルバムの焼き直しのようなアルバムだっただろう。飛行機事故で亡くなったのは残念なことだ。私は音質に拘ってBlu-spec CD2のものを購入。
- フライング・ハイ・アゲイン
- ユー・キャント・キル・ロックン・ロール
- ビリーヴァー
この記事を書いた人
ogoe 男性
福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。