The Rolling Stones Rock and Roll Circusレビュー

The Rolling Stones Rock and Roll Circusレビュー
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こういうアルバムこそ隠れた名盤というのだろう。私はYouTubeでジョン・レノンとエリック・クラプトン、キース・リチャードが共演している動画を見つけてこのアルバムに辿り着いたといったところ。プラスティック・オノ・バンドではなくThe Dirty Macとして出演している。

辿り着くのに5年以上は経っていてYouTubeで見れていればいいと考えていた。それでももしかしたらアルバムでリリースされているかもしれないと思いamazonで検索、2枚組SHM-CDで販売されていて音質は良かった。

2枚目はアウトテイク集というかメインは1枚目でボーナストラックといった位置づけ。それでもヤー・ブルースのアウトテイクがあったりレボリューションのリハーサルがあったりと面白い。

クラプトンのギターは最高と言って良く、これぞブルース・ロックと言ったフレーズの応酬。ギブソンのセミアコ、ES-335の音質がクリームの音質とは別でクランチ・サウンドが気持ちいい。キースがセッションに参加したいことからベースを買って出た。音数の多いベースはギターリストならではのベース。

1968年に収録された動画が元で、サーカスを見に観客が集まるといった形式をとった。ビートルズのサージェントペパーズをモチーフにしているのではと考えた。長年日の目を見なかったのは、主役のストーンズの演奏がパッとしないことが理由だと言われてきた。

ストーンズの曲はJumpin’ Jack Flash他5曲収録されているがイマイチノリがない。その他のアーティストで私が知っているのはTHE WHOくらいである。『タジ・マハール』という方はこのアルバムで知り、THE WHOよりも演奏、歌ともに優れていると思っている。ブルース・ロックとゴスペルとの融合したようなサウンドがいい。

ストーンズの演奏は一番良くないが、録音はアルバムの中で一番良好である。特にこのアルバムで評価されているTHE WHOについてはそれほどでもないだろう。

おススメの曲
  1. Yer Blues(The Dirty Mac)
  2. Ain’t That A Lot Of Love(Taj Mahal)
  3. Checkin’ Up On My Baby(Taj Mahal)

この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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