ドナ・サマー『愛の誘惑』レビュー

1970年代から1980年代にかけてディスコ・ミュージックの女王と言われた人で、ダイアナ・ロスもその中の一人。誰でも知ってる曲とすれば1979年リリースの『Hot Stuff』が有名。アニメ『キャッツ・アイ2』のエンディングのホット・スタッフとは関係ありません。

ドナ・サマーのアルバムを買おうとしたら通常はベスト盤を買うのが王道ですが、収録曲が予想できるものばかりなので、1975年リリースのアルバムにしてメジャーデビュー第一弾のアルバムにしました。

『愛の誘惑』のヒットから有名になりはじめたから。しかしこのアルバムのオープニング『愛の誘惑』こそファンの間でいやらしい曲としてベスト盤のオープニングにふさわしくないと言われた曲でもあります。

朝のドライブや女性と一緒に聴く曲ではないかもしれませんが、当時のヒット曲でありこの曲があるからこそこのアルバムの2曲目以降が生きてくる。

収録曲
  1. 愛の誘惑
  2. 虚しい世界 (パート1)
  3. ニード・ア・マン・ブルース
  4. ウィスパリング・ウェイヴス
  5. 愛の玉手箱
  6. 虚しい世界 (パート2)

2曲目虚しい世界 (パート1)はスローなバラード、3曲目ニード・ア・マン・ブルースはアップテンポなディスコ・ミュージック。

4曲目ウィスパリング・ウェイヴスは幻想的なバラードでこのアルバム一番のお気に入り。アルバムの収録時間が30分程度なのでミニ・アルバム的位置づけですが、ディスコ向けの激しい曲ばかりではなく十分にじっくり聴けるアルバムなのでおススメです。

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