ブライアン・アダムスと言ってすぐに分かる人は、50代以上の人たちだろう。1980年代にヒットを飛ばしていたアーティストだからだ。その後は大して売れていなかったと思う。ストレートなロックが主体でハスキーボイスが魅力だろう。
ギターも弾くし、リッケンバッカーやfenderが好きなのだろう。写真やアルバム・ジャケットに持っている姿が出ているからだ。廃盤の『LIVE!LIVE!LIVE!』ではストラトを持っている。
時代に埋もれかかっているので是非これを機会に聴いてほしい。ALL Musicの評価が見つからずRYMの評価を使用した。珍しいこともあるもんだ。データ的にはALL Musicの方があるはずなのにないなんて。
Cuts Like a Knife
ジャケットの印象
若き日のブライアン・アダムス。持っているギターは、確かリッケンバッカーだったはず。このアルバムでも使われていると推察されます。
音の特徴
1983年リリースのサード・アルバムで、レックレスほどではないにしても売れたアルバム。ブライアンはこのアルバムから始まったといってもいい。
私もレックレスがヒットしている時に、最初にレコードで買ったのはこのアルバムです。その後通常CD、audio fidelityのゴールドCDを購入しました。ゴールドCDの方が若干音圧は低いですが聴きやすいです。
ブライアンのハスキー・ボイスとリッケンバッカーのきめ細かいドライブ音の相性がバッチリ決まってます。ラストの『Best Was Yet To Come』で完全におじさんの心を鷲掴みにしたと思う。日本語訳で『最高の瞬間はまだ来ていなかった』という、曲だけでなくタイトルも素晴らしい。
雰囲気・世界観
突き抜ける様なロックンロールなのに、中盤の『Cuts Like A Knife』と最後の『Best Was Yet To Come』の2曲で心から離れられない印象を与えている。
おすすめの聴き方・シーン
カナダ人なのでイエローナイフを見に行くか帰省するときに聴いてください。旅行に行く時にも合う音楽なのでおススメです。
総評
おススメの曲として下記に3曲上げているが、全曲聴いてもらえればストレートなロックと切ないバラードが融合した素晴らしいアルバムと気付くはずだ。
- Don’t Leave Me Lonely
- Let Him Know
- The Best Was Yet To Come
キャッチコピー
『ワンパターンじゃつまんないだろ』
RYM評価
| 3.26 | Average |
| RYMスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
Reckless
ジャケットの印象
モノクロ写真が好きなんだね。それだけで何となく芸術的に感じるから。絶頂期の男の顔とはこんな顔なんだね。
音の特徴
音圧は高めな上に曲がヘビーなものが多いので、全曲聴き終える頃には疲れてしまいます。『Heaven』『Somebody』『Summer of ’69』と名曲が3曲続きますが、これだけでも買う価値があります。
ブライアンの好きなギターの音とは、線が細くきめ細かな音が出るタイプが好み。太くて甘いサウンドは好きではないと思う。相変わらずのheavyかつストレートなロックにバラードを散りばめているからアルバムとしての完成度は高くなる。しかし構成がマンネリ化してくれば当然飽きられる。
雰囲気・世界観
『Kids Wanna Rock』から『It’s Only Love』へはメロディー形式で曲をつなぎ、『It’s Only Love』ではティナターナーとのデュエットという新しい試みも行っている。ヒューイルイスのような曲調の『She’s Only Happy When She’s Dancin’』や『Kids Wanna Rock』、『Ain’t Gonna Cry』を聴くとイメージが変わってしまうが退屈はしないだろう。
明るいポップス調のものが少し幅を利かせ、時代が良かったと感じさせる。
おすすめの聴き方・シーン
ドライブでカーオーディオ全開で聴いてください。
総評
1984年リリースの4番目のアルバム。最も売れたアルバムでもある。発売当時『Heaven』『Somebody』のシングルが売れまくっていたからだろう。『Cuts Like a Knife』より私的には少し疲れてしまう曲調である。
それでもいいアルバムには変わりない。
- One Night Love Affair
- Heaven
- Somebody
キャッチコピー
『絶頂期にして最高傑作』
RYM評価
| 3.47 | Average |
Unplugged

多くの『Unplugged』シリーズのアルバムが廃盤になっているので、これを機会に別のアーティストのものも聴いてみて欲しい。オリジナルとは違ったアレンジで再発見があるだろう。
録音が古くリマスターしないと駄目なのではと心配する人もいるが、シンプルなライブの中での録音なのでどの音源も問題ない。私も『Unplugged』シリーズのアルバムは5枚は最低でももっているが、クラプトン以外はリマスター盤はリリースされていないし音質良好である。
ジャケットの印象
ギターもブライアンも格好いいのに尽きる。
音の特徴
通常盤でもハイファイ・サウンド。中古でも見つけるのが大変です。1997年リリースのMTVUnpluggedライブ盤。大人のライブ盤ではあるが『Unplugged』シリーズまだエレキベースが入っていたり完全に『Unplugged』になっていない頃の作品。
収録されている曲の大半がこれまで紹介してきたアルバムの曲。アコースティック調で聴くとブライアンのハスキーなボーカルが完全に場を支配するから面白い。
雰囲気・世界観
アカペラでも十分に魅了できると思わせる内容のアルバムでした。
おすすめの聴き方・シーン
冬の時期にこたつに入って、みかんでも食べながら聴きたくなるアルバムです。
総評
1997年リリースのアルバムで収録されている曲のほとんどが、10年以上も前の曲で占められている。アンプラグドという新しい試みの中で、失敗は許されないから自信作で勝負したということでしょう。
レックレス以降はパッとしない作品だったと記憶しています。静かな激しさが魅力のアルバム。特にこのバージョンで聴いて欲しい曲をご紹介します。
- Summer of ’69
- Cuts Like A Knife
- When You Love Someone
- Heaven
キャッチコピー
『アカペラの方がもっと良かったかも』
RYM評価
| 3.7 | Good |





