Bill Evans『Alone』レビュー

Bill Evansのソロ作品でグラミー賞受賞作品でもあります。『Waltz for Debby』ばかりに目が行ってしまいますがこんな名盤もあります。あまり話題にも出てこないですが、ピアノに集中できる作品です。

ジャズピアニストが何を見て演奏しているのかは分かりませんが、恐らく楽譜など見ないで即興なのかと思っています。心の中にあるイメージを演奏しているだけなのではないかと。

収録曲
  1. Here’s That Rainy Day
  2. A Time for Love
  3. Midnight Mood
  4. On A Clear Day (You Can See Forever)
  5. Never Let Me Go
  6. Medley: All The Things You Are / Midnight Mood
  7. A Time for Love (Alternate Take)

このアルバムに対しては評価が様々ですが、1つの尺度でみるから悪い評価も出てしまうのではないでしょうか。私にとってこのアルバムはムード音楽として非常に最適なものと感じています。ジャズとかジャンルに拘らずそういった視点で聴くと納得していただると思います。

仕事用のBGMにすると作業がはかどるでしょう。ジャズとしてシビアに聴きたい人にはパッとしない作品になることでしょう。1968年の作品で『Bill Evans at the Montreux Jazz Festival』と同じ年に録音されています。

エバンスの精神構造が普通の人と違うので、同年録音でも全く性質の違う作品が出てきます。だから飽きの来ないアーティストなんだと。

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この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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