amazonの口コミ等見ていると、無人島に持っていきたいアルバムというコメントが散見されるのでまとめてみました。昔から名盤と言われながら買った当時はどこがいいのだろうと思ったアルバムです。
無人島に持っていきたいアルバムの意味が分からなかったですが、今ではおそらく誰もいない場所で自分と向き合ったときに無欲なままで純粋に聴きたくなるアルバムという意味だと解釈しています。
そして改めて聴き直してその良さが分かったので、ゴールドCD盤を購入してみました。年齢的なものなのか或いはリマスター効果やゴールドCDの恩恵かは分かりませんが、本当に素晴らしい音楽です。更にこれら3枚のアルバムの中でどれが一番かと聞かれたら、迷わずMarvin Gaye『What’s Going on』と答えるでしょう。間違いなく世紀の問題作だろう。
Steely Dan『Aja』
ジャケットの印象
最初は龍のような物体が昇天しているのかと思っていましたが、違うようです。黒の背景に紅白の帯、意味が分かりません。
音の特徴
私はSHM-CDとmobil fidelityのゴールドCD盤を持っていますが、音圧が高く一般的にメリハリの効いた音質はSHM-CDなのでこちらの方が若い方には受けるでしょう。しかし、50代となった今聴いてみると、mobil fidelityの音圧を少し抑えて、細かい音が聴きやすく、繊細なタッチに仕上げたこのリマスターの方が自分には合っています。
同じアルバムでもリマスターによって受ける印象がこうも変わるものなのかと驚いています。
ハードバップほどのジャズ感ではなく、ポップスをジャズ寄りにしているので聴きやすいと思います。綺麗な音楽と言っていいでしょう。
雰囲気・世界観
ジャズがつまんないと感じていた人に、知ってもらう入門の音楽。これを聴いてからならジャズも聴けるでしょう。
おすすめの聴き方・シーン
ジョギング用の音楽にも最適だと感じています。刺激性がなく適度なリズム感もあるのでおススメです。
総評
Steely Danとは人の名前だとばかり思っていましたが、なんとバンド名でした。あとでご紹介するドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーによるバンドです。
音楽的にはジャズ・ロックといったところでしょう。何がいいのかと聞かれると、この曲とかギターとか特定させるのは困難です。演奏技術は高くボーカルも悪くはなくアルバム全体の雰囲気を味わう聴き方が合っています。代表作にして最高傑作です。
キャッチコピー
『環境音楽』
AllMusic評価
| 4.5 | Excellent |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
Donald Fagen『The Nightfly』

ジャケットの印象
レコードプレーヤーについて、気になっていましたが、もしかしたらLINN LP-12あたりでしょうか。渋いジャケットの一言に尽きる。
音の特徴
ワーナーミュージック・ジャパンのSACDは定評があり、中低域を厚くし高音域はきめ細やかなリマスターをするので、リアルで聴きごたえのあるサウンドに変貌します。
このアルバムは2枚持っていて、最初に買ったのはワーナーミュージック・ジャパンのSACDで、最近買ったのが1980年代に日本限定で発売されたゴールドCD。ゴールドCDの方はリマスターとかはされておらず、通常盤の音源に対してゴールドCDを使用しただけだと思います。
ゴールドCDの方はマニア向けのものですが、逆に私にはこちらの方が合っていました。エッジが効いていないと言えばそうかもしれませんが、まろやかで自然なサウンドです。

Donald Fagenは独特なリズム感を持っているので、妙に性急な印象を受ける曲なんかもあったりして飽きがきません。どの曲も捨て曲なしの名盤です。
『Maxine』はスローなバラードで無気力にしてしまうほどの魅力がある。
雰囲気・世界観
都会の空虚感を暗闇の中で表現した音楽。
おすすめの聴き方・シーン
落ち込んでいるときに聴いてみてください。心に沁みます。
総評
このアルバムはただ格好いいというサウンドです。アルバム・ジャケットも渋いですが、Steely Danの創設メンバーの一人、Donald Fagenのソロアルバム。Steely Dan時代の暗くなく綺麗なサウンドが消えてしまい、暗い闇の中にいるようなサウンドに変化している。一体どんな心境の変化があったのだろう。
引き続きジャズ・ロックというコンセプトでいい音楽。
キャッチコピー
『空虚感』
AllMusic評価
| 4.5 | Excellent |
Marvin Gaye『What’s Going on』

ジャケットの印象
黒人の方で変わったアングルで撮影しています。こんなアングルで撮影するのも悪くないなと勉強になります。
音の特徴
オープニングからアルバム・タイトル曲を持ってきていることに驚きです。こんなアルバムは初めてだったので。アルバムの中間やラストにはあってもオープニングでは見かけたことはありませんでした。
雰囲気・世界観
すべてが終わり何も始まらない。

おすすめの聴き方・シーン
仕事が上手く行かない時に有給休暇を取得して、人が少ない田舎に行ったときに聴く音楽。または大島や八丈島あたりで聴くのもいいですね。
総評
私はこのアルバムをプラチナSHM-CDで購入しました。1曲目は反戦曲でありその他の曲も当時の米国の社会を風刺したものなので明るい音楽ではないです。
Marvin Gayeの声質がウーマントーンだからというわけではないですが、アルバム全体で不思議な世界へ連れて行ってくれるサウンドです。仕事を完全に忘れて休暇を取りたいならば、旅のお供に最適のアルバムです。
アニメ銀河鉄道999のエンディングのイメージがこのアルバムのサウンドだと私は感じてしまいます。
キャッチコピー
『環境音楽では片付かない問題作だった』
AllMusic評価
| 5 | Masterpiece |





