エリック・クラプトンがPavarotti & Friends for War Childに出演していたことがきっかけで、Sheryl Crowを知ることができました。Sheryl Crowはクラプトンの元恋人というのも驚きです。クラプトンが彼女を誘ったのか或いは彼女がクラプトンを誘ったのかは分かりません。
別れた人と共演だなんて結構無理があるように思うのは私だけでしょうか。お陰でSheryl Crowといういいアーティストに出会えたのは良かったです。
パバロッティが凄いのは周知の事実ですが、クラプトンの幅広いジャンルの人たちとの共演には彼のいつまでもチャレンジし続ける姿勢を感じざるを得ません。
今回ご紹介する2枚のアルバムの企画がとても意外なもので、でも素晴らしいアルバムなので是非聴いていただきたいと思います。
Pavarotti & Friends for War Child

ジャケットの印象
DECCAらしい白を基調としたお洒落でカラフルなジャケットです。
音の特徴
こんなに素敵なアルバムなのにリマスター盤が出ていないのは残念です。チャリティの契約内容は分かりませんが、時間も大分経過しているのでmobil fidelityあたりがリマスターして収益を上げても問題なさそうだと思います。新盤でリリースされなければチャリティに回すことも出来ないからです。
『Run Baby Run』を聴いてSheryl Crowに魅かれてしまいました。クラプトンのギターも繊細でいい。この曲は大ヒットデビューアルバム『Tuesday Night Music Club』に収録されています。『La Ci Darem La Mano』ではSheryl Crow&Pavarottiの共演です。Sherylは声量でもPavarottiに負けておりません。
Pavarottiらしさは『Ave Maria』で聴くことができます。
雰囲気・世界観
壮大で厳格なオペラの世界に、庶民的でこじんまりとしたロックが入り込んでそれぞれのファン層から批判されそうな音楽かもしれませんが、チャリティに壁や境界は不要でしょう。
おすすめの聴き方・シーン
何か新しい音楽スタイルを模索している人に聴いてもらえれば、役に立つアイディアが浮かぶかもしれません。
総評
パバロッティの観点から書くとパバロッティは過去に10回のチャリティー・コンサートを行い、このアルバムは4作目のアルバムになります。参加メンバーはElton John, Sheryl Crow, Eric Clapton, Liza Minnelli and Joan Osborneです。他のアルバムも豪華メンバーばかりです。
1996年リリースなので30年位前のアルバムですが、どの曲も聴きごたえがあり申し分ないです。チャリティ・ライブでありながら手抜き無しの演奏と選曲です。オペラ歌手とロックという異色の組み合わせがとても新鮮です。
キャッチコピー
『リマスター盤に期待を寄せて』
AllMusic評価
| 3 | Average |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
Threads

Sheryl Crowのアルバムならファーストアルバムの『Tuesday Night Music Club』、セカンドアルバムの『Sheryl Crow』あたりを推す人が多いと思います。流石に売れただけのことはあるアルバムです。しかし敢えてこのアルバムが凄いと言えるのは全曲デュエット曲でリリースしたところです。
参加メンバーはエリック・クラプトン 、スティング 、キース・リチャーズ、ジェイムス・テイラー、ジョー・ウォルシュ等豪華メンバーです。
ジャケットの印象
ジーンズが好きだから、お尻の部分のジャケットなのか。たまたまなのかは分かりませんが、自由奔放なイメージの彼女なのでいいと思います。
音の特徴
録音状態がいいせいか、音質に問題はありません。
目当てはクラプトンが参加している『Beware Of Darkness』です。ボーカルではなくギターで参加しているようです。相方のボーカルは分かりませんでした。スティングかもしれませんが聴き取れなかったです。
『The Worst』はアコースティックギターで始まりとても綺麗な旋律になんとKeith Richardsがデュエットで参加。キースの歌の部分は短いですが綺麗にハモっておりました。
『Still The Good Old Days』はジョー・ウォルシュが参加しています。ギターがとてもドライブしていて二人でブルースデュエットしています。ブルースというジャンルでデュエットは少ないと思います。
『Flying Blind』ではジェイムス・テイラーが参加しカントリー調の曲をポップスっぽく歌っているのがいいです。二人とも声が綺麗なのが魅力です。
このアルバム自体多種多様な曲で埋め尽くされていますので、とてもおススメです。
雰囲気・世界観
カントリー・ロックをデュエットで録音したということでしょう。相手は男性なのでよくもまあ承諾を取れたもんだ。
おすすめの聴き方・シーン
カントリー・ロックをエキサイティングに聴きたい人には持ってこいのアルバムです。Sheryl Crowの気怠い中にもエネルギー感のあるボーカルは音楽を楽しくします。どの曲もギターがいい。
総評
新しいチャレンジには絶大なる拍手を。これだけのデュエットする豪華メンバーを今後は集めることすら困難だろう。このアルバムでしか聴けない企画なので是非聴いてみてください。録音レベルが高いので、アップサンプリングしてDSDネイティブ再生するとクリッピングします。
キャッチコピー
『全曲デュエット曲は演歌でもないので世界初ではないか』
AllMusic評価
| 3.5 | Good |





