私はこのアルバムの音源を3種類持っている。2011年頃に購入した『The Complete Album Collection』というBOXとaudio fidelity盤とmobil fidelity盤である。
『The Complete Album Collection』はテッド・ジェンセンがリマスターしていて、ドンシャリ気味で派手でとても疲れてしまうサウンドです。唯一良かったリマスター盤は『Cold Spring Harbor』です。最高のリマスター盤はaudio fidelity盤でピアノの音を引立てながらボーカル、ベース、ドラムの順に組み立てている。
mobil fidelity盤は曲の中で主役が入れ替わるような細やかさがあるが、私はどうしてもじっくり聴くには向いていないと思った。好みの問題だと思うしmobil fidelityのリマスターに魅力がないわけではない。ピアノ、ボーカル、ベースのパートについては曲の解釈によって強弱を加えているからだ。
この3つの音源で簡単に入手できるのは、『The Complete Album Collection』のものでハイレゾで配給されている。その他は中古市場でプレミア価格となっているだろう。
このアルバムの最大の魅力は『Honesty』で何度も聴き直したくなる名曲である。ビリー・ジョエルはベスト盤で十分という人が多いが、アルバムを全て聴いてもらえばもう一つの選択肢も見えてくるはずだ。
確かにアルバム全曲がいいと思えるのは、『Cold Spring Harbor』、『An Innocent Man』くらいだが他のアルバムでも最低3曲はいい曲がある。コストパフォーマンスの観点からは論外だろうが、芸術なんて大抵そんなものではないだろうか。
ジャケットでもいいから気に入ったものがあったら迷わず買ってみてください。
ジャケットの印象
きっとニューヨークの裏通りあたりで撮影したのかもしれません。
音の特徴
CD盤を紹介しているが、ビリー・ジョエルは可能であれば、レコードで聴くと雰囲気を味わうことができる。録音自体は悪くないので、デジタルの音よりアナログの音の方が聴きやすい。
雰囲気・世界観
米国のシンガーで都会をえぐる様に曲に描写するアーティストかもしれないが、ブルース・スプリングスティーンには勝てないな。
おすすめの聴き方・シーン
午後に聴くのが合っている聴き方だと思う。ビリーの英語の発音もなんか変な感じだし、爽やかな曲をプロデュースしている分けでもない。
総評
2曲目の『Honesty』は代名詞的な曲で、この曲のためにアルバムを買っても損はないでしょう。
- Honesty
- Rosalinda’s Eyes
- Until the Night
キャッチコピー
『なんとかアルバム全体で聴ける』
AllMusic評価
| 4 | Strong |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |





