社交的でない人に聴いて欲しい|Nirvana『Nevermind』レビュー

Nirvana『Nevermind』のmobile fidelity盤が中古で発売されていたので、金額的にも妥当でしたので購入してみました。中々出てこないのと出てきても最低でも3万円以上の高額取引なので躊躇していました。ebayでも安価で売られていることはありません。Nirvanaがそんなに好きなんですかと問われれば、そんなことはありませんと答えるでしょう。

Nirvanaとの出会いは、UNPLUGGEDのアルバムを聴いてからになります。他のアーティストと違ってNirvanaのUNPLUGGEDは電気楽器が多くアコースティック感がないものでした。それでもヘビーメタルのような激しさとPOP感が同居した曲構成に魅力を感じました。私は、mobile fidelity盤しか聴いたことはないですがレビューしていきたいと思います。

ジャケットの印象

実在する本物の子供(当時)が1ドル紙幣を水中で取ろうとしている写真。奇抜すぎる写真なのでサイケかパンクを連想させる。

音の特徴

ジャンル的にはロックとなっているが、単純にロックとは言い切れない。サイケ、パンク、ハードロック、ポップスを融合した音楽というのが適切な表現だろう。重心の低い音楽なので浮ついた曲調のものがない。

敢えてプレミア価格が付いていて、中古市場にも出てこないmobile fidelity盤を購入しましたが、これ以外聴いたことがないので、通常盤との比較はレビューできません。オーケストラが入っている曲が主体ではないので音場が広いアルバムではない。

うす暗い小さなライブハウスで観客がほとんどいない情景が思い浮かべることができるなら、このアルバムはそんな世界観のアルバムだと思って欲しい。

ラストの『Something in the Way』では3:46あたりで一旦終わり無音状態が続き、13分あたりから隠しトラックの『Endless, Nameless』が始まりアルバムが終わります。無音状態が9分はとりすぎだろと思いますが、3部構成でもっと大作にして欲しかった。

雰囲気・世界観

とにかく重心の低いheavyな曲が多いが、悲しい曲はない。

おすすめの聴き方・シーン

ヘビメタ、ハードロック、パンクが好きな人が聴けばかなりツボにはまると思う。ミドルテンポの曲が多いので何度も繰り返し聴く人が多いだろう。

総評

エレキギターがバリバリ鳴らされている『MTV・アンプラグド・イン・ニューヨーク』の方が名盤のような気がする。特筆すべきメロディーラインがあるわけではないし、ポップロックが好きな人には向かない。ボーカルも特段上手いわけでもない。

ただ社交的でない人ならこのアルバムの良さがすぐ分かると思う。感情のドロドロとした部分が底流に流れているからだ。私は年に1回聴くアルバム。

キャッチコピー

『商業的にも成功し評価も高いが、好き嫌いが別れるアルバム』

AllMusic評価

5
Masterpiece
AllMusicスコア評  価
Masterpiece
Excellent
Strong
Good
Average
Mixed
Poor
Very Poor
Awful
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