トラフィックというバンド名を言われても知らない人が多数でしょう。私もその一人でmobil fidelityのゴールドCDを探しているときに見つけたアルバムだからです。
YouTubeでアルバムを試聴しバンドのことを調べるといういつもの工程で検証します。スティーヴ・ウィンウッドが参加していることが分かり、エリック・クラプトンとブラインド・フェイスというバンドを組んだ人だと分かりました。
このアルバム以外にスティーヴ・ウィンウッドが参加しているアルバムを私は2枚持っています。ブラインド・フェイス『スーパー・ジャイアンツ』とEric Clapton & Steve Winwood『Live from Madison Square Garden』でどちらのアルバムも聴きごたえがあります。
クラプトンはウィンウッドと共演すると熱くなる傾向があるからです。ウィンウッドはギターもうまいしボーカルも表現豊かなのでクラプトンは自分と同じ領域ということでライバル視するのかもしれません。
ジャケットの印象
ブルーを基調とした幾何学的模様です。音楽はそれほど複雑ではないですが。アルバム・ジャケットも独創的で好きになりました。ジャケットが素敵なアルバムは楽曲もいいというのが私の意見です。新しい音楽を探すときは、ジャケットから探してみるのも手です。
音の特徴
1971年リリースのアルバムで1曲当たりの時間が長い。アルバム・タイトルも長いですが。当時はブルース・ロックやフォーク・ロックの時代なのにジャンルを聞かれると返答に困難な音楽です。私の音楽再生ソフトJRIVER MEDIA CENTERだとクラシック・ロックと表示されています。
バンド構成は、ギター、ベース、ドラム、キーボードが主体でフルートがたまに入ってきます。演奏技術は高く多重録音をそれほどしていなかったと思います。意外に音質は良好です。
雰囲気・世界観
爽やかでもなく、明るいというわけでもない音楽です。もちろんノリノリの曲なんてありません。1曲当たりの時間も長くまた曲の中で同じフレーズを何度も多用しているのに単調さがない、という不思議な魅力のあるアルバム。
おすすめの聴き方・シーン
プログレを聴いた後に合う音楽だと言ってもいいくらい雰囲気のあるアルバムです。アルバム全体を堪能してください。
2曲目の『The Low Spark of High Heeled Boys』は11分以上もある大作ですが、飽きることなく最後まで聴いてしまいます。キーボードが同じメロディラインをそしてベースも呼応するかのようなユニゾンに近いプレイをしていくのかと思いましたが、きちんと盛り上げるところは盛り上げてくれます。
総評
何を主張したいのかは理解できませんが、演奏技術の高さとウィンウッドのボーカルの上手さで全曲聴いてしまいます。何がいいのかとはっきり答えられませんが、また聴きたくなるアルバムです。それ故にALL Musicの評価も高いです。
キャッチコピー
『プログレでもないのに1曲当たりの時間が長い』
AllMusic評価
| 4.5 | Excellent |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |





