初めて聴くクラシック名盤5選

初めて聴くクラシック名盤5選
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ロックやポップスしか聴かない人を対象として案外すんなりと受け入れられるアルバムをメインにチョイスしました。最初は退屈に感じたり刺激が足りないと感じるかもしれませんが、ロックやポップスにも影響を与えている音楽であることは事実です。

私の場合は、映画『ゴッドファーザーⅢ』の最後に使用されていた音楽が気に入り、仙台のCDショップの店員に相談して見つけてもらったのがクラシックとの出会いです。カヴァレリア・ルスティカーナでオペラ音楽でした。ドラマ『白い巨塔』ではワーグナー『タンホイザー序曲』との出会いがありました。全てはカラヤンに繫がっていましたが。

まずは音楽の授業とかで聴いたことがありそうな曲から聴きなおしてみるのもいいでしょう。再発見があるかもしれません。

こんな人に聴いてほしい
  • 気分が落ち込んで耐えられない人
  • 夜なかなか寝付けない人、クラシック聴きながら読書すると眠りやすいです
  • ロックやポップスに飽きた人

ショパン:夜想曲集(全19曲)

ショパンのノクターンが好きなのとルービンシュタインの癖のないピアノの演奏が好きなのでこのアルバムにしました。評価の高い『サンソン・フランソワ』のショパンも買いましたが合いませんでした。このアルバムで有名な曲は『夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9-2』。

ルービンシュタインのガラスのような音色にマッチしています。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」他

ウラディミール・ホロヴィッツというピアニストも癖のない演奏をする方で、特に『月光』の演奏を重視してチョイスしました。気分が落ち込んだ時にどうしても聴きたくなる曲だからです。

『月光』なら第一楽章、『悲愴』は第二楽章で『悲愴』はビリージョエルの『This Night』によく似ています。『熱情』なら第一楽章が好きな楽曲です。

ラフマニノフ:前奏曲集

リヒテルというロシアのピアニストの作品です。カラヤンと共演していたため聴くようになったピアニストです。その共演は当時は西と東の合作として話題になったようです。鍵盤を打楽器のように強く叩くような弾き方をする人。

それでは繊細な弾き方はできないのかというとそうではありません。特にこのアルバムを聴いていただければダイナミックかつ繊細で多様な演奏に驚かされるでしょう。ご紹介のアルバムは入手が困難になってきてますので買えるうちに買うのが得策です。私は2011年に購入しました。10年前には普通に買えたものが近年買えなくなってきてます。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番

このアルバムは評価が高く、先程述べたカラヤンとリヒテルの共演作品。通常盤とSHM-CD盤及びエソテリックによる3枚を購入し、SHM-CD盤とエソテリック盤が残りました。

リヒテルは弾くタイミングをカラヤンに指示して欲しいと依頼したにも関わらず、カラヤンは何もしてくれなかったそうです。『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第2楽章:Adagio sostenuto』が好きですが、2:45あたりで一瞬音が小さくなる場面がありますが、私が持ってる2枚のCDで同様な症状なのでマスター録音がそうなんでしょう。

オペラ間奏曲集

オペラというとクラシック業界では小粒のものとして軽視されるようですが、カラヤンとベルリンフィルハーモニーは手を抜かず最高の演奏をしています。どの曲も素晴らしいし、イタリアにオペラ鑑賞に行かれる方は是非一度聴いてみてください。

この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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