洋楽はサウンドトラックの『フラッシュダンス』から始まりました。当時はレコードで今も実家に保存してあります。米国の勢いと映画業界が一大産業であることを知ったのも当時でした。
Flashdance: Original Soundtrack

パラマウント映画から1983年公開されたダンス映画。
映画としては、主人公のジェニファー・ビールスがプロのダンサーになるため昼は鉄工所の溶接工として働き、夜はバーで働き夢に向かって生きている姿を映画化。低予算でできる映画でしたが大ヒット。設定としてはよくあるストーリーでしたが、アルバム自体ダンスミュージックがメインで音楽が良かったです。
アイリーン・キャラが歌うタイトルの『フラッシュダンス』もさることながらLaura Braniganの『Imagination』やDonna Summer『Romeo』、Michael Sembelloの『Maniac』がヒットした。
ローラ・ブラニガンやドナ・サマーはその後もヒットを飛ばしましたが、後の方は消えていってしまいました。アルバム全体で30分程度なのであっという間に聴き終えてしまいます。特にラストのMichael Sembelloの『Maniac』は妙に性急な印象を与える不思議な曲なので、余韻として残り再度聴き直したくなるアルバムです。
2025年現在リマスター盤は出ていないです。通常盤でもそれほど音質が悪いとは思いません。
Footloose

『フラッシュダンス』の成功に味を占めたのか、1984年にパラマウント映画からダンス映画として公開されました。音楽もダンスミュージックがメインでこちらのアルバムもヒットしました。
但しこちらのアルバムは『フラッシュダンス』と違って全体で60分の長さです。収録時間の長さだけでなく、参加ミュージシャンや楽曲もとても充実しています。結果として下記のようにおススメの曲が多くなりました。
なんといっても、ボニー・タイラー、サミー・ヘイガー、クワイエット・ライオット、フォリナーが参加しているのがいいです。ダンス・ミュージック、ハード・ロック、バラードと多彩なところがアルバムを充実させています。
- Footloose by ケニー・ロギンス
- Almost Paradise by アン・ウィルソン&マイク・レノ
- Holding Out For A Hero by ボニー・タイラー
- Dancing in the Sheets by シャラマー
- Never byムーヴィング・ピクチャーズ
- Bang Your Head by クワイエット・ライオット
- Waiting For A Girl Like You by フォリナー
日本でもカバーされドラマの主題歌になった曲が2曲あります。『Holding Out For A Hero』『Never』になります。
『Holding Out For A Hero』はドラマ、スクール・ウォーズの主題歌、『Never』は不良少女と呼ばれての主題歌に起用されました。
トップガン オリジナル・サウンドトラック

製作費用も相当掛かっているパラマウント映画から1986年に公開された映画です。主人公のトム・クルーズがヒットするきっかけとなった映画です。
この映画音楽にもフットルースのケニー・ロギンスが参加しています。曲としていい曲は2曲だけです。
ケニー・ロギンスの『デンジャー・ゾーン〜TOP GUN THEME』とベルリンの『愛は吐息のように〜TOP GUN LOVE THEME』です。どの曲もどこかで聴いたことのある曲だと分かるはずです。





