Journeyと言ったらスティーヴ・ペリー(ボーカル)とニール・ショーン(ギター)とすぐに名前が出てくるくらい、このバンドを超有名なバンドに押し上げた人たちです。それ故にスティーヴ・ペリー(ボーカル)脱退後はヒットに恵まれていません。
1980年代はマイケル・ジャクソンをはじめとしてスーパー・バンドの目白押しでJourneyもよく奮闘しました。ニール・ショーンのレスポールが印象的でした。ハード・ロックに必要な速弾きとメロディアスなソロが曲によってうまく使い分けられていました。
ニール・ショーンが16歳の頃にクラプトンにイギリスに来ないかと誘われた逸話があります。もちろんギターの技術と感性が評価されたからです。
私はJourneyは『Frontiers』から入って『Escape』へと逆行した口ですが、『Escape』の方がいいという人が多いです。今聴き直してみると確かにそうかもしれません。
Escape
ジャケットの印象
ガラス玉もしくは惑星から昆虫のような物体が突き出てくるジャケット。
音の特徴
1981年リリースのアルバムで、大ヒットアルバム。『Frontiers』よりもメロディアスな曲調が聴きやすい。時代的に第二次オイルショックのあとなので、少し陰鬱な時代でこのようなサウンドになったのかもしれない。
ニール・ショーンのレスポールにコーラスをかけた綺麗なトーンは健在です。曲はバラードは珠玉の名曲揃いなのに、ハードロック系は安っぽい曲なのが残念。バラードを聴くために買うのならアリですが、ハードロックを聴くために買ったら後悔します。
ニール・ショーンの才能が生かせる曲がまだ完成していない。スティーブ・ペリーの声質が男性でありながら女性のような声なので、マライア・キャリーのような人には歌いやすいと思います。『Open Arms』はダイアナ・ロスの『If We Hold On Together』へと受け継がれたのではと勝手に思っています。
雰囲気・世界観
ジャケットの描写に意味があるとすれば、既存の殻を破るということかもしれません。
おすすめの聴き方・シーン
綺麗な音が好きな人に聴いて欲しいです。ボーカルもギターも透き通るような透明感があるからです。
総評
1981年リリースのアルバム。ニール・ショーンのレスポールにコーラスをかました音がいいです。ラストナンバーの『Open Arms』はマライア・キャリーがカバーして大ヒットしました。流石は女王、目の付け所が違う。この曲はマライア・キャリーの声にピッタリとはまります。
全体的にバラードが主体のアルバムでゆったりと聴ける曲も多いです。
- Don’t Stop Believin
- Still They Ride
- Open Arms
キャッチコピー
『未完成』
AllMusic評価
| 4.5 | Excellent |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
Frontiers
ジャケットの印象
宇宙まで旅行したという意味なのか、宇宙人が地球に来たのか分かりませんが異次元の世界観を表現したかっのでしょう。
音の特徴
ニール・ショーンの美しくも激しいギター・ワークが思う存分発揮しているアルバムです。大学時代に『Separate Ways』のギター・ソロの練習をしましたが、速弾きの部分は何度やってもダメでした。
ハード・ロックの部分も曲作りが成熟したのか『Escape』と違って格好良くなりました。『Chain Reaction』なんかは成長の跡を感じさせる名曲です。
ハードロック制作過程でスピードを落としたらいいバラードになった、というのが事実かもしれません。躍動感のあるバラードが結構多いからです。これが『Escape』との決定的な違いで、人によってはこちらのアルバムの方が疲れると感じる方が多いのではないでしょうか。
雰囲気・世界観
バラードも含めてすべてが激しいといっていい。激情のなかに身を置いている感じ。
おすすめの聴き方・シーン
大音量で体で感じるかドライブで遠出するのには持ってこいのアルバムです。スティーブ・ペリーにしてもニール・ショーンにしてもとても美しい音と旋律を奏でますが、物悲しさがないという特徴があります。
ビル・エバンスとはまるっきり違います。
総評
1983年リリースのアルバム。オープニングの『Separate Ways』が好きで最初に購入したアルバムです。非常に攻撃的な曲でシンセ、ギター、ドラムと最高のプレイをしています。1980年代はシンセサイザーが幅を利かせますが、Journeyもうまく取り入れています。
Journeyの曲はどちらかというとカラッとした明るさはないですが、少し湿った感じの曲が自分にはしっくりきます。この頃はマイケル・ジャクソンの『スリラー』が長期間ビルボードの1位にいたので、1位になれなかったバンドが多数続出しました。Journeyもそのバンドの1つです。最高が2位でした。
- Separate Ways
- Send Her My Love
- Chain Reaction
- After the Fall
- Faithfully
キャッチコピー
『プレイスタイルの完全確立』
AllMusic評価
| 4 | Strong |




