- ROCK
- 2024年6月2日
- 2025年4月12日
Traffic『The Low Spark of High Heeled Boys』レビュー
トラフィックというバンド名を言われても知らない人が多数でしょ……

CBS移籍第一弾のアルバムです。モノラル録音のモノラル再生のCDになります。私はBlu-spec CDとmobil fidelity盤の2枚を持っていますがどちらも甲乙つけがたく、とてもいいCDです。
モノラルだから音の変化が少ないのかは分かりませんが、Blu-spec CDの方は音がSHARPでリアルな音で、mobil fidelityは音がマイルドです。その時の気分で使い分けます。
今まで参加ミュージシャンのことを考えずに聴いていましたが、豪華メンバーでした。まだ1950年代のアルバムなのでコルトレーンもガーランドもいたわけです。
コルトレーンについては、まだ途上の演奏でいい演奏と言えるのはオープニングの『’Round Midnight』とラストの『Dear Old Stockholm』だと思います。曲調とテンポが合っていたのでしょう。
ガーランドも相変わらずで高音域の少し外れたようなトーンは健在で、『All of You』『Bye Bye Blackbird』で聴くことができます。
チェンバースのベースはラストの『Dear Old Stockholm』で堪能できます。重低音です。
ジョーンズのドラムもシンバルに特徴がありますが、静かに刻み続けています。
同じCBS時代のアルバムでは『Kind of Blue』が圧倒的な人気を誇りますが、『’Round Midnight』も捨てたものではありません。