- Ambient
- 2024年11月23日
- 2026年1月31日
眠れない人に聴いて欲しい|Jackson Browne『Late for the Sky』レビュー
ジャクソン・ブラウンとの出会いは、1983年リリースの『愛の……

2015年に初めて『Chet Baker Sings』を聴いたとき、名盤と言われる理由が分からなかった。トランぺッターだと思っていたのにボーカルがメインでしかも下手だと感じたからだ。
今ではそのボーカルも受け入れることができるようになった。でもトランペットの方がいい。Chet Bakerのトランペットを聴くと学生時代の放課後を思い出す。だからついつい夜に聴きたくなるのだ。
Chet Bakerのアルバム・ジャケットは基本的に本人が写っているのに、女性の肖像画とは非常に珍しいです。
やっぱりエバンスの繊細で物悲しいピアノは、耳に残るのでもう一度聴きたくなります。それにベイカーのトランペットがディレイをかけているようで別世界へ連れて行ってくれます。マイルスの突き刺さるようなトランペットばかりでしたので新鮮です。
ベースもドラム、ホーン系も一流のミュージシャンの演奏です。
夢心地の世界。とても甘い旋律でいつまでも聴いていたくなるアルバムです。
睡眠障害を起こしていたら、このアルバムを聴けば一発で眠れます。リラックス効果に絶大な威力を発揮するような音色です。退屈とかそんな意味ではないんです。ついつい心を許してしまう音楽なんです。
1959年リリースのミュージカルで活躍する名ソングライター・チームのヒット曲をカヴァーした好企画盤で、ピアノにビル・エバンスが参加している。そしてリバーブがかかった音が妙に心に残る。どの曲も夢心地にさせてくれるので、嫌いな曲は全くない。
『夢の中で鳴り響くトランペット』
| 3 | Average |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
チェット・ベイカーはナルシストだったかもしれません。
ベイカーには歌って欲しくないので、トランペットだけのアルバムというのは貴重です。自分で自分の声に惚れこんだのか、周りの人に誑し込まれたのかボーカルは好きではないです。
3曲目の『IT NEVER ENTERED MY MIND』でケニー・バレルのギターが聴けます。オーソドックスなベースの『ポール・チェンバース』、ジャズ・ドラマーと言ったら『フィリー・ジョー・ジョーンズ』、マイルス時代のメンバーが集結しています。1959年はトランペットの音色に特別な変化なし。
このアルバムのあとに出た『Plays the Best of Lerner & Loewe』も幾分ディレイのような部分が強いが、トランペットの演奏方法に変化がなく優美な路線を踏襲している。
晴れた日に海の音が聴こえないところで、静かに海を見ながら佇んでいるシーンが目に浮かびます。
刺激を追い求めなくなったらこのアルバムを聴いてください。静かな人生を送りたくなってからでも遅くないです。
1959年リリースでピアノにビル・エバンス、ギターにケニー・バレルという豪華メンバー。チェットの黄昏てしまいそうなトランペットが印象に残る。
『静かな人生が一番さ』
| 4 | Strong |

一度撮った写真をくしゃくしゃにして戻したようなジャケットです。
オープニングからトランペットは相変わらず柔らかい音色、ベースはファズでもかけたような音で意外性からのスタート。やっぱり歌い始めてるし。
声質は好きではないが、アルバム制作に至っては飽きられない構成の一部になっているのは確か。ピアノがいいので許すことにしましょう。
虚脱感と無力感
会社の上司に力で捻じ曲げられたり時に聴いてください。心を落ち着けることができるでしょう。
1988年リリースのChet Baker自身のドキュメンタリー映画用の音楽。軽やかなタッチのピアノとうねるようなベースが素晴らしい。全曲捨て曲なし。既に死を予感していたのかもしれません、1988年に死亡したので。
『私はナルシストではありません』
| 4 | Strong |
どうしても自分のポートレートでないとジャケットとしてダメなのか。或いは撮影料が安く済むからという理由なのか。
オープニングの『But Not For Me』はベイカーの歌が邪魔すぎる。そのかわりギターがピカ一。ジャズギターとは思えないくらいソロを弾きまくっている。
2曲目から歌わずにトランペットに集中している。柔らかい音色で適度に厚みがあるので聴きやすい。ギターが曲に合わせて主張したり下がっていたりするので魅力的なライブになっている。
曲の変わり目に騒ぐ客がいるが人間の性ですね。3曲目でボーカル無しでswingする感じがいい。スローなものばかりだと飽きるから。ダグ・レイニーのギターは、ギターのビル・エバンスといってもいい繊細で多彩な演奏をする人です。
歌わなくていいのに、4曲目の『You Go To My Head』でまた歌い始めるし。この人のトランペットを聴いていたいのに残念です。でもこの人の歌がいいんだよねという熱烈なファンも多数いらっしゃるので、悪く言うつもりはないです。途中から歌を止めてトランペットを吹いてるし。
マイルスよりもベイカーのトランペットの方が好きなんです。ラストナンバーの『Just Friends』でまたベイカーがオープニングのような変な歌い方を始めたからムカつきましたが一瞬でした。あとはベースとギターの共演、トランペットが後から絡んできて最後はまた歌って締めくくります。
こじんまりとしたカフェでのリラックスした演奏。
このアルバムを聴いた後は表参道か銀座を歩きたくなると思います。
チェット・ベイカーとギタリスト、ダグ・レイニーの再共演は、デンマークの名門クラブ、カフェ・モンマルトルで行われた。1985年のライブ録音。珍しくボーカル少な目なところがいい。そしてレイニーのギターテクニックとこの録音の良さに驚かされる。
『自分は歌が上手いと思っている』
| 4.5 | Excellent |
ただの写真に3色入れるだけで芸術的に感じてしまうものです。
1956年録音のベイカーの代名詞的アルバム。声も往年のかすれた声よりも瑞々しくていい。トランペットは普通過ぎる演奏。ボーカルはこの頃が良かった。
『My Funny Valentine』については、スティングのものと双璧をなす出来だと思います。
オルゴールのような歌であり演奏
オルゴールが聴きたくなった人には、このアルバムを聴くことをおススメします。それに近い感覚で聴ける音楽だからです。
1956年リリースで非常に評価の高いアルバム。このボーカルには好き嫌いがはっきりするでしょう。ボーカルは別としてアルバムとしては良くまとまっている。5枚のアルバムの中で私の中では最下位ではあるが。
トランぺッターとしてアプローチするから最下位であって、ボーカリストとしてアルバムを聴けばいいアルバムだという評価に変わる。
『この頃はトランペットよりボーカルの方が上手かった』
| 4.5 | Excellent |