1993年リリースのアルバムで全曲秋元康が作詞を提供している。バブルが崩壊して実際に不景気を感じ始めた頃のアルバムでもある。前年にはあの『クリスマスキャロルの頃には』がリリースされている。
秋元効果が出てスッキリした楽曲に変貌している。鼻にかかったような声が歌詞によっては少し泥臭い音楽になってしまうのが残念でしたがこのアルバムにはそのような傾向はありません。
個人的にはこのアルバムが最高傑作だと思っています。稲垣潤一のアルバムはベスト盤ではなく個別のアルバムで是非聴いてほしい。違った側面を見ることもでき味わい深さを感じることでしょう。

ジャケットの印象
白を基調としてポートレートの部分はぼかすというのも格好いいです。
音の特徴
『Impossibility』の曲調はなかなか聴けないものです。バックに流れるストリングスがこの曲を一層エレガントに仕上げている。悲しさが上品さに昇華している。
このCDはリマスター盤がないですが、通常盤でも行けます。新品では買えないですが、中古でも状態のいいものがありますので是非聴いていただきたいです。洗練された大人のJ-POPです。
雰囲気・世界観
洗練された憂いがあります。明るいわけでもなく暗いわけでもない音楽です。
おすすめの聴き方・シーン
じっくりと聴いてもいいしドライブの時に流してもいいアルバムです。そしてジョギングで聴くのもいいと思います。
総評
稲垣潤一は以前から知っていたし嫌いではありませんでした。しかし敢えてCDを買ってまで聴きたいほどではなかったのは事実です。そんな中でなぜCDを買ったのか。それは株式会社金井製作所さんを知り、スピーカーのインシュレーターを製作しているのが気になったからです。インシュレーターの比較試聴用の動画がありそこで稲垣潤一さんの『Impossibility』が使用されていました。
最初は音質の違いを何度も確認していましたが、次第になかなかいい曲だと思うようになって買ってしまったというのが本音です。J-POPのベスト盤だと『クリスマスキャロルの頃には』が定番のように入っていますが、このアルバムには誰もが知っているようなヒット曲はありません。
それでもまた聴きたくなる曲がたくさん収録されています。そして稲垣潤一さんは自分の曲をYouTubeで使用する際に承認を与えているというのが素晴らしいです。
- Impossibility
- 黄昏が目にしみる
- It’s the end.
キャッチコピー
『J-POPは山下達郎だけではない』
RYM評価
| 3 | Average |
| RYM Rating | 評 価 |
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| Masterpiece | |
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