Hotel Californiaとは
1970年代を代表する名盤であり、イーグルス最大のヒットアルバムでもあります。名盤でありながらも欠点もありました。音質が良くないという問題ですが、具体的には下記に列挙いたします。そして私は、現在レコードを含む6枚の音源がありますので、その中からCDを中心に4枚の音源をレビューいたします。
- 音にエッジがない
- バスドラや低音が弱い
- 音が安っぽく聴こえる
ジャケットの印象
ホテルの外観は『The Beverly Hills Hotel』、内観は別ホテルで撮影されそのホテルは既に廃業。哀愁漂うホテルの写真が1970年代の内省的な時代とマッチしておりました。
音の特徴
ドン・ヘンリーのドラムが下手なせいか、バスドラの低音が甘い。アルバム全体の音として籠っているような音質でスカスカの感じがある。曲自体はいいのに音質が良くないというのが長年の課題であった。
雰囲気・世界観
もう戻れない過去に憂いを感じているのかもしれない。だからと言って前を向いて生きようよという曲調ではない。時間は確実に過ぎていくのに、過去を顧みることしかできなくなっている人の心の中を表現していると思う。
おすすめの聴き方・シーン
何かで失敗してどうにもならない時に聴いて欲しい。失恋や離婚そしてうつ状態になったときに静かに聴けばこのアルバムの良さが分かると思う。
心の側に寄り添ってくれる音楽だから。
総評
10年後も名盤として世代を超えて聴かれるアルバムだと思う。楽しい時に聴きたいと思うアルバムではないが、多くの人の人生は楽しいことより辛いことの方が多いはずだから。
12弦のギブソンEDS-1275で奏でられる『ホテル・カリフォルニア』は、正にあの12弦の音色でしかイントロのアルペジオは生かせなかっただろう。音が厚くなりコンプレッサーがかかったような音。
そしてフランジャーをかけたような音、ジェット機が上昇していく時のような音も相まってより一層切ない感じにしてくれる。ラストの『The Last Resort』では、成す術もなく呆然とするだけの自分に対して時間だけが無常に流れていく。
キャッチコピー
『諸行無常』
AllMusic評価
| 5 | Masterpiece |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
Dcc Compact Classics盤

このリマスター盤が私にとっての最高のアルバムとなっています。中古市場で稀に出てきますがプレミア価格です。それでもこの音を聴いていただければ納得できるはずです。真空管の機材によってリマスターしているので他のリマスターと明らかに音質が異なります。
- コンプレッサーを掛けた様な濃密なサウンド
- その代わりに広大なサウンドではない
- 中低域に厚みが増し、バスドラの音にアタック感が出た
- 一音一音が丁寧に再現されている
ワーナーミュージック・ジャパン盤
EAN : 4943674108961の製品が該当するCDです。DCC盤を入手するまではこのリマスター盤が最高でした。
- 明らかに中低域が太く前面に出ている
- 細かい音もしっかり聴き取れる
- 弦の音に関してDCC盤よりは軽い感じ

Mobile Fidelity
期待外れに終わったリマスター盤。何度聴きなおしてもいいと感じれなかった。
- 一音一音が細い
- 音圧が低い
- 通常盤との差が感じにくい
40周年記念エクスパンデッド・エディション
通常盤が籠っていて安っぽい音質なので初めて聴いたときは、ヴェールを1枚はぎ取ったように感じました。2枚目のライブ盤が音質も良く未発表曲なのでそれだけでも価値があります。
私の場合、このリマスター盤はハイレゾで購入しました。
- 一音一音にエッジが出ている
- 全体的にスッキリとしたサウンド
- 自然でフラットな感じの音






