- J-POP
- 2024年5月2日
- 2026年4月22日
ZARD 『HOLD ME 【30th Anniversary Remasterd】』レビュー
坂井泉水1967年2月6日生まれ、本名蒲池 幸子。ZARDそ……

プログレと言えばこのジェネシスというバンドから始まった。ただジャンルに拘ってたどり着いたバンドではなく、中学時代の友人がファンで当時はレコードからカセットにダビングして聴かせてくれた。
ジェネシスのベスト盤ということで聴かせてもらってその曲が収録されているアルバムをここでご紹介したい。フィル・コリンズがボーカル兼バンドリーダーになってからのアルバムから好きになったが、今ではピーター・ガブリエル時代の初期のアルバムも聴けるようになった。
端的に言えば、気分的に落ち込んで引きこもりたいときに聴きたくなるのがジェネシスだ。

邦題『静寂の嵐』にふさわしい、薄い緑を基調としながらも中心を更に白に近づけ、1本の木がただ寂しく立っている。
1976年リリースのこのアルバムが最高傑作だと思っている。邦題が『静寂の嵐』というタイトルとジャケットの妙に寂しげなところに魅かれた。ギターリストのスティーブ・ハケット在籍最後のアルバム。友人のベスト盤の最初の曲が『Your Own Special Way』で今でも気に入っている曲だ。
フィル・コリンズの影響でポップス調も取り入れられ、プログレでありながら聴きやすい。どの曲もおススメだが下の3曲が特に素晴らしい。
寂しいというよりは孤独という感覚の方が合っている音楽。
緊張の連続でクタクタの時に是非聴いていただきたいアルバム。大きな草原の中で立った一人でいる気分になります。
プログレからPOP路線への過渡期のアルバム。完全にPOP路線になっていないのが魅力でもある。ギターリストのスティーヴ・ハケット参加の最後のアルバムで『Your Own Special Way』の12弦ギターを弾いていると思われる。テクニックだけで聴かせるギターリストではなく、曲に合わせてトーンを変えることができる人でもある。自己主張が強い人が多い業界で、曲作りを大切にしたプレイができる数少ないギターリストだろう。
多彩なアルバム制作もこのアルバムで終わりとなる。
『ジェネシスの最高傑作』
| 4 | Strong |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |

独立した無関係な写真の中にいる人物同士が、手をつなぐという加工をしたジャケット。ピーター・ガブリエルの世界観は普通の人には理解できないだろう。
1974年リリースで評価が高くこのアルバムを最高傑作に上げる人も多いアルバム。ピーター・ガブリエル在籍最後のアルバムでもある。ピーター・ガブリエル狂信者がこのアルバムを特に評価しているのではないかと思う。
確かに不思議な雰囲気の曲を制作しますが、平坦な曲が多く起承転結を楽曲に求める人には退屈に感じる曲も多い。タイトルの通り演劇をモチーフにしているのかもしれない。2枚目は正にそんな音楽だ。おススメの曲は1枚目からチョイス。
アルバム・タイトルのブロードウェイからしてミュージカルを前提にしたアルバム制作ではないかと思う。正に2枚目はそんな感じの音楽だ。更に難解になった音楽の目白押し。
ピーター・ガブリエルの変わった世界観に共感を持てる人が、没入感に浸りたいときに聴くアルバム。
リズム感とかすんなりと体に入ってくる感じでないのが特徴。音楽というものがメロディラインやサビを聴くものでないと教えてくれたアルバム。難解ではあるがまた聴きたくなるアルバムであることは間違いない。
『ピーター・ガブリエルにメロディラインなんてありません』
| 5 | Masterpiece |

牙狼の世界観に近いのではないか。
1972年リリースの4作目アルバム。フィル・コリンズとの共作も多い。積極的にフィルがボーカルでも参加している。1曲当たりの収録時間が7分であったり23分以上だったりと長い。掴みどころのない曲の目白押し。
牙狼が進むべき道に悩むとこんな音楽になるのかも。最後の『Supper’s Ready』は23分以上の大作だが、この曲には迷いを感じているガブリエルがいると思う。
不気味な牙狼の世界観が好きな人には、ピーター・ガブリエルの音楽は楽しく聴けると思う。牙狼の世界観を音楽にするとジェネシスの初期のアルバムに辿り着く。
ALL Musicの評価が最高得点という狂信的なファンがいるという証拠。
『聴きやすくていい曲だと思うと途中でガラッと変わってしまう』
| 5 | Masterpiece |

ローマ帝国風のジャケットがいいです。
全曲10分未満で聴きやすい曲でいいと思うが、ALL Musicの評価が低すぎる。
私にとっては、JR立川駅周辺と西武拝島線武蔵砂川周辺の同じ立川でも雰囲気が違う世界が共存している不思議な感覚。この2つのエリアは特に冬の時期が印象的だ。
引きこもって自分の世界に入りたいときに聴くアルバム。それでもポップ感があるので気分が落ち込むことはないでしょう。
1970年リリースのセカンド・アルバム。ピーター・ガブリエル単独のボーカル最後のアルバム。珍しく聴きやすい曲ばかりで『Lamb Lies Down on Broadway』より評価が高くてもいい作品。商業的には失敗でも中々いいアルバムだと思う。
『ピーター・ガブリエルにはファンは分かりやすい音楽を求めていない』
| 2 | Poor |

後のDUKEというアルバムに通じるジャケットデザイン。
1973年リリースの5作目。フィル・コリンズがいるのにも関わらず難解な音楽だ。
周囲の人と上手く行かなくなって引きこもってしまった人の心の葛藤に近いのではないか。
『Nursery Cryme』よりは聴きやすいが雰囲気に包まれながら独自の世界観に浸るという聴き方なのだろう。
ZARDの坂井泉水さんのボーカルのような透明感はないので、頻繁に聴きたいアルバムではないが、年に何回か仕事が上手く行かなくてどうしようもない時に、そして誰とも話をしたくない時にジェネシスは良く聴いている。
『評価が高いがそんなに売れたとは思わない』
| 5 | Masterpiece |