- Study Beats
- 2024年6月2日
- 2026年4月22日
Traffic『The Low Spark of High Heeled Boys』レビュー
トラフィックというバンド名を言われても知らない人が多数でしょ……

タイトルはバンド名でもあり、ジョージ・ハリスンが好きで1980年代から1990年代も彼の活動を見守ってきた人なら知っている名前である。ジョージにとっての最大のヒットアルバム『クラウド・ナイン』、特にアルバムラストに収録されている『セット・オン・ユー』が大ヒットした。
ポップスと言っていい曲調なので明るい曲が聴きたい人には合っていると思う。まだ『クラウド・ナイン』が売れている中での新しいバンドの発足とアルバムリリースとなって興味本位で当時は購入。リマスターはされていなかったため、音質はエッジに甘さがあった。現在販売されているものはデジタル・リマスターされているので当時よりは音質は向上している。
私は当時このメンバーで知っているのは、ジョージとボブ・ディランだけだった。『ロイ・オービソン』はなんと映画『プリティ・ウーマン』の主題歌『オー・プリティ・ウーマン』を作曲した人だった。豪華メンバーと言っていいだろう。
グレーで地味なジャケット。ジョージらしいと言っていいものか。
アルバムのレビューとなると意外にボブ・ディランのボーカルがいい味を出している。単体では絶対に聴きたくない人であったがソフトな声質のメンバーが多いから上手くマッチしたのだろう。
アルバムは『Traveling Wilburys Vol.1』と『Traveling Wilburys Vol.3』の2枚だけのリリースで終わっている。2枚目はロイ・オービソン死去により4人で制作している。2枚ともにアルバムのカラーが同じなので、ロイ・オービソンが亡くならなかったとしてもここまでのバンド活動だっただろう。
ポップスとカントリーの混合バージョンと言っていい作品である。『Traveling Wilburys Vol.3』のオープニング曲の『She’s My Baby』にゲイリー・ムーアがリード・ギターで参加している。特別いい曲だとは思わないし、ギター・ワークも特筆すべきプレーはない。
ボブ・ディランはいても気難しくない音楽。分かりやすい万人受けの音楽です。
気持ちのいい朝を迎えた時に、最初に聴きたいアルバムです。
特別に名曲と言える曲はないが、楽しく音楽を聴くことができる傑作である。
『明るく楽しく音楽を楽しんでいる』
| 4 | Strong |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
