- Minimal Tech
- 2024年7月29日
- 2026年4月22日
POSITIVEな人向け|The Manhattan Transfer『Extensions』レビュー
The Manhattan Transferの名前を聴いてす……

フォーク・ロックのバンドだっていう人がいるけど、カントリー・ロックだと思う。最初は退屈に感じたのですぐに飽きてしまい、アルバムはmobil fidelity盤『The Band』で終わっていた。
しかしハイキングを週末にしているせいか無性に『The Band』の音楽が聴きたくなり追加で4枚のアルバムをプレミア価格で購入していた。名盤と言われているだけあってやはりいい曲が多い。更に彼らはカナダ人バンドだということがカントリー・ロックには合っていたのだろう。
子供のお絵描きのようなジャケットがアート感覚があって楽しい。
mobile fidelityのリマスターの最高傑作の1つだろう。音のバランスとトーンが気持ちいい。ギターだと思うが当時ならコーラスというエフェクターではなくレスリースピーカーを使用して録音したのだろう、かすれた音がいい。
ピアノが情緒的に使われているので妙に印象に残ってしまう。各楽器の定位がいいので聴き惚れてしまう。
セッションの中から生まれた曲がほとんどではないでしょうか。作ろうと思って作った曲ではない気がします。それは作りこまれた感のある演奏だからです。
群馬県や熊本県あたりの牧場へ向けてドライブするときに聴くと雰囲気がでます。
1968年リリースのデビュー・アルバムにして最高傑作。表現豊かな音楽とはこのアルバムのためにあるのだろう。アルバム・タイトルの『Big Pink』とはボブ・ディラン『Basement Tapes』が生まれた場所でディランがバイク事故を起こし静養していた場所。
アルバムを制作するにあたりプロデューサーにメンバー全員が伝えたのは『Big Pinkの地下室のサウンド』というキーワード。余程ディランとのセッションが楽しかったのだろう。
『才能の衝突』
| 5 | Masterpiece |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
THE BANDと言ったら真っ先に思い起こすジャケットでしょう。私にとってはつまらないジャケットですが。
アコギとピアノまたはオルガンがメインでそこにボーカルが乗っている感じの曲。シンプルだしすぐ飽きると思っていたら意外に最後まで聴いてしまいました。同じ曲調の曲ばかりと思っていたら、微妙に違うし聴きどころも用意されています。6曲目で『Whispering Pines』のような曲を持ってくるのが凄い。イントロのピアノが切なく、そして3:00くらいのところでかすかに鳴っているギターなのかオルガンなのか判別できない音が心に残ります。
自己主張しない音楽が気持ちいい。アルバム・ジャケットからしてアメリカ南部の泥臭さが少ないのがいいです。
カントリー・ロックでありながら単調な音楽にすることなく、丁寧に作りこまれ演奏されています。楽器の使い方が上手い。
旅のお供に聴くのもいいです。
1969年リリースのセカンド・アルバムにして最大のヒットアルバム。カントリー色が強くなり使用される楽器数も減ったように思う。シンプルになったため刺激に欠けるアルバムになった。何故かファースト・アルバムより売れている。
『意外におススメのアルバム』
| 5 | Masterpiece |
レインボー色を使って黄昏た雰囲気があって素晴らしい。
オープニングの『Strawberry Wine』を聴いたときは、ジャケットに騙されたと思いましたが、2曲目の『Sleeping』を聴いて安心しました。ピアノの旋律が川を見ている光景を連想させるのがいいです。ピアノがいつもエレガントに聴こえてしまいます。
妙にPOPで明るい音楽が増えた気がします。何か心境の変化があったのかもしれません。
音作りの上手いバンドなんだと最近よく分かりました。楽しい雰囲気と後ろ髪が引かれるような曲が点在する不思議な世界。
何を聴いたらいいか分からず、でも何か聴きたい時にピッタリのアルバム。
1970年リリースのアルバム。ジャケットが良かったので購入したという軽率な気持ちで選択。評価も決して高くないがファースト・アルバムの『Tears Of Rage』に使用したレスリー・スピーカーを使用した曲もありファーストとセカンドを足して2で割ったような作品。
『妙に明るくなってきた』
| 4.5 | Excellent |

シンプルだけど中央の部分がお洒落でセンスのいい画像を入れています。
ファーストアルバムはカントリー・ロックから始まって、ラストのアルバムがワルツという味のあるエンディングです。ALL Musicの評価が若干低いですが、最後はみんなで集まって楽しくお別れという意味なのかもしれません。
暗い曲は1曲もないしこんな終わり方もいいでしょう。クラプトンのギターは一聴してすぐ分かりますね。
『Such a Night』を聴いていたら、この声はボブ・ディランではないかと思いましたが、ドクター・ジョンでした。似ているので紛らわしいです。『Further on Up the Road』のクラプトンの攻撃的なギターは、のんきな感じのこのアルバムにあっては、かなりの異色の曲となっております。
ボブ・ディランは『Baby Let Me Follow You Down』から始まります。この曲のクラプトンのギターも格好いい。『I Don’t Believe You』『Forever Young』とディランの曲が続きます。『Forever Young』のコード進行が素晴らしくG-D-Em-D-C-GとEmを入れているので耳に残ってしまいます。
参加者全員が好き放題音楽を演奏しまくっています。観客との一体感もあります。感動よりも全力で音楽を楽しんでいます。
ジョギングの時に聴いてもいいし読書や寝る前でもOKです。心が整う音楽であることは間違いなしです。
1976年リリースの解散コンサート。ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、リンゴ・スター等の豪華メンバーが参加。解散コンサートでありながら参加メンバーが楽しく演奏しているのには驚かされる。
楽しく音楽を聴きたいときには最適のアルバムだろう。本当に仲の良さを感じさせる出来である。
アルバムラストは、ワルツの6部構成で締めくくっています。寂しくもありまた会えるよといった雰囲気が漂っているのがいいです。とにかく最後まで湿っぽくならなかったです。
『解散する必要があったのだろうか』
| 4 | Strong |