- Study Beats
- 2024年4月9日
- 2026年5月7日
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プロローグ普段は重苦しい音楽が好きだ。レッド・ツェッ……

Rudy Van Gelder Remasterで検索をしている中で見つけて購入しました。どのアルバムも初めてでコルトレーンは知っていてもヒットしたアルバムではないという印象でした。チャレンジで購入しましたが意外に後悔はなかったです。特に中々名前が覚えられない『Yusef Lateef』はジャズを聴くにあたってとても新鮮さを感じました。
ジャズでフルートを使用する人は『Yusef Lateef』だけではないでしょうか。イスラムっぽさがあったりして面白いです。
Rudy Van Gelderがリマスターすると音に瑞々しさと迫力が加わるので、どうせ同じアルバムを買うならばRudy Van Gelderがリマスターしたものをおススメします。

モノクロに黄色のフォントというのも映えますね。ただ格好いいと思いました。
『Eastern Sounds』は1961年録音ですが音質は良好です。そしてベース、ドラムの技術力が凄いです。こんなフレーズが次から次へとよく出てくるものだと感心するような演奏です。
Yusef Lateefの演奏するテナー・サックスがあまりにも渋すぎる音色です。ピアノの絡み方もいい感じです。
『Blues for the Orient』のイントロはオーボエを演奏していると思いますが、アラビアンナイトで蛇でも出てくるかのような音色とフレーズです。『Ching Miau』のテナーサックスも前曲の『Blues for the Orient』のオーボエのような演奏でオリエンタルに表現しています。
『Don’t Blame Me』でのテナーサックスは、コルトレーンの優美さとは違う何か都会の空虚感があって素晴らしい音色だ。東洋の文化や音楽への傾倒から生み出された音楽だと思いますが、唯一無二のジャズになっていて、ALLMusicの評価が星5つというのは納得です。もう他に聴きたい音楽がないと感じている人がいたら、是非聴いていただきたいアルバムです。新鮮な感動または発見があることでしょう。
気持ちが安らぐとか癒されるとかスウィングするとかそんなんじゃないです。音楽に好奇心という表現が妥当かは別としてもっと知りたいという感覚が強くなります。その先に何があるのだろうというそんな思いです。
最高のオーディオシステムで聴いて欲しい音楽です。LINN LP12のレコードプレーヤーとマッキントッシュのプリ・パワーアンプ、JBL4344あたりで聴いたら天国にいる気分になれるでしょう。
『Yusef Lateef』を知っている人は余程のジャズ通ではないでしょうか。私はRudy Van Gelder Remasterで偶然知っただけですが、マイルスやコルトレーン、エバンスだけがジャズではないと思いました。
『完全に独創的なジャズ』
| 5 | Masterpiece |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |

クリーム、赤、黒と私の好きな色です。親近感と力強さを感じます。
モンクが主役のアルバムですが、モンクのピアノに冴えがない代わりにSonny Rollinsのサックスは最高です。こんなにも伸び伸びと演奏しているのはこのアルバムだけではないでしょうか。オープニングの『The Way You Look Tonight』におけるロリンズのサックスの奏法は、音数が多く高速で吹いていますが完成度が高くバランスも整っています。
同じような奏法は、マイルス時代のコルトレーンに聴くことができます。中途半端なフレーズでまとまりがなく心に響きませんでした。
モンクのいい加減な演奏と予測不能な演奏が、ロリンズの高度な曲の構築力と演奏における間の取り方、リズムのずらし方を最大限に引き出した結果こんな素晴らしい演奏になったと思います。
ロリンズの演奏が目玉でこのアルバムでしか聴けない演奏です。
最初の2曲にロリンズが加わって演奏しており一番の聴きどころ。そして『Work』『Nutty』の2曲がモンクだけでロリンズはいないですが、2部作といっていいくらいの構成でモンクの演奏では悪くないものとなっております。共演ですが二人の才能が融合したり競合しあっているものでないのが残念。
モンクにとってPrestige Records最後のアルバムになります。1953年から1954年にかけて録音されたアルバムです。Thelonious Monkはジャズ・ピアニストでSonny Rollinsはサックス奏者です。
アルバムタイトルからは共演のように見えますが、全5曲中3曲だけが共演し残り2曲はロリンズは演奏していません。大御所二人の名前がクレジットされているので期待して聴くと裏切られるでしょう。ラストの『Friday the 13th』はジャム・セッションで出来栄えはあまり良くないです。
『モンクのいい加減さがロリンズの野性味を開放した』
| 4.5 | Excellent |

コルトレーンの渋い顔がありますが余裕のなさが表情に出ております。
John Coltrane with the Red Garland Trioというタイトルが最初のタイトルで『Traneing In』はこのアルバムの再発売盤になります。1957年録音なのでコルトレーンにとっての初期の作品になります。
1曲目の『Traneing In』はガーランドのピアノがメインでいつサックスが入ってくるのだろうと思うくらいですが、この人のピアノはエバンスとは違う魅力があります。高音域のトーンコントロールが独特です。少し音程が外れているのではないかというような感じのところがです。
2曲目の『Slow Dance』ではコルトレーンの切ないサックスを堪能することができます。3曲目はパッとしない曲なので飛ばします。4曲目の『You Leave Me Breathless』もバラード調でサックスが甘く鳴っています。そしてサックス、ピアノ、ベースとソロを披露しています。5曲目は高速な演奏で最初は飛ばしましたが、改めて聴くとこの速度の中で演奏して聴かせることの困難さが分かりました。4分程度であっという間ですが、サックスとピアノにストーリーのある演奏で終わり方が流石は一流のミュージシャンたちだと言えるエンディングでした。
強く印象に残ったりはしませんが、コルトレーンが何かを掴みつつあるのは感じ取れます。
まだまだまとまりのない演奏のコルトレーンですが、ガーランドの演奏は一流なので対比的に聴くと面白いかもしれません。
やっぱりガーランドのピアノはフレーズ・トーンコントロールともに最高です。コルトレーンだけだとまとまりのない表現力に欠ける演奏でつまらないです。自己スタイルを確立しつつあるのは演奏で分かりますが。
コルトレーンの16分音符を直線的に高速で演奏するスタイルがどうしても退屈に聴こえてしまう。
『コルトレーンはまだ未完成』
| 4 | Strong |