- Study Beats
- 2024年6月2日
- 2026年2月12日
Traffic『The Low Spark of High Heeled Boys』レビュー
トラフィックというバンド名を言われても知らない人が多数でしょ……

ジェフ・ベックに対するトリビュートではなく、ジェフ・ベックがトリビュートしたアルバムという意味。ロカビリーがメインで意外にこれが面白い。
貴重なジェフ・ベック笑顔の写真。笑っている姿は見たことがない。
このアルバム制作でイメルダ・メイと組んだのは正解。美人だし歌もうまい。最初の3曲はイメルダの夫のダレル・ハイアムが歌っていると思う。ブライアン・セッツァーの声に似ているが違うな。しかし、このアルバムを制作してから数年後に別居、離婚している。
3曲目『The Train Kept A-Rollin』でのベックのフルアコでのディストーションと激しいフレーズは素晴らしいの一言。フルアコにディストーションをかける人はいないでしょう。
『Cry Me a River』はイメルダの真骨頂な曲。
ジャンルの特定が困難なアルバム。ALL MusicだしPOP/ROCKだしJRiver Music Centerはレトロ・ロック・リバイバル。私的には1950年代のオールディーズ。
全収録曲22曲で、1曲あたりの時間が2分から3分と短い。評価は低いが音楽性としては楽しく聴ける音楽。朝から聴くのに適したアルバム。
2010年6月9日、10日、NY イリディウム・クラヴで行われた、プレミアム・ライヴ。亡きレスポールに捧げたライブ。音質も良く他のアルバムのような緊迫感なしで聴けるアルバム。ジェフ・ベックのアルバムで全曲楽しく聴けるのも珍しい。
『全曲ハッピーな曲』
| 3 | Average |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |
珍しくカジュアルなアルバム。ロカビリーを意識したのかも。
グレッチにリバーブをかけたサウンド。評価が低いアルバムだが、事実だと思う。マンネリの曲だからだと思う。しかしベックのギターは別。フレージングもトーンもピカ一。ジェフ・ベック・グループ『TRUTH』のギターよりは抜群に冴えている。ギターリストのためのアルバムですね。
全編単調なロカビリー。しかしベックにはこんなアルバムがあった方が変化があっていい。
ロカビリーはブライアン・セッツァーだけではないぞといった感じのアルバム。ブライアンと同じくベックもグレッチを弾いているので、グレッチが好きな人は是非聴いて欲しい。
1950年代の軽快なテンポが気持ちいい。ベースはウッドベースで時折うねるような音がいいしロカビリー弾かせてもベックは超一流。
The Big Town Playboysがバックバンドをしているが演奏、ボーカルともにベックと調和している。
『完全ロカビリー』
| 2 | Poor |
ギブソン ES-335サンバーストが渋い。
CREAMのジャック・ブルースとゲイリー・ムーアの共演『I’m in the Mood』はジャックのベースがイマイチ冴えない。
ベックの『Will the Circle Be Unbroken』はギターにクライベイビーペダルを掛けているので好きではない。もう一つの『Hobo Blues』のギターも今一つ冴えない。
『Crawlin’ King Snake』はPeter Green Splinter Groupとクレジットされているので、フリートウッドマックのピーターグリーンだろう。アコギがメインの本格的ブルースでこれが一番いい。
できればベックにはアコギで参加して欲しかった。いつもエレキなのでこんなアルバムには普段弾かないアコギの方が印象に残っただろう。
退屈してしまうほどのスローブルース。
微妙に眠気を誘引する曲調ではないので、エンジンを温める感じでスタートダッシュの準備で聴くのがいい。
2001年に他界したスロー・ブルースの天才、ジョン・リー・フッカーに対するトリビュート・アルバム。ベックが参加しているのは2曲。その他、ゲイリー・ムーア/ジャック・ブルースも参加しているので、貴重な音源という意味で買って良かったです。
『全曲冴えない』
| 3 | Average |