DCC Compact Classics時代にスティーブ・ホフマンによりリマスターされながらリリースされることなくお蔵入りとなった音源を入手しました。midvalleyレーベルでリリースされたCDでした。WEBで調べたらスティーブ・ホフマンのサイトで過去に販売された実績があるとのコメントもありました。
本物かどうかとかマスターテープからのリリースなのかとか真偽はハッキリしませんが、間違いなくスティーブ・ホフマンのリマスターであることは音質から良く分かります。音質は安心のmidvalleyです。ブートレグの中では正規盤並に音質がいいことで有名です。

ジャケットの印象
ジャケットが正規盤とは違っていて、傘さしているのがいい。レア感があります。
音の特徴
私は『All Things Must Pass』に関してジョージが監修したリマスターの30周年盤を持っています。音質は明らかに違います。いくつかアニバーサリー盤がリリースされましたが、この30周年盤はとても自然に聴ける音質だと気に入っていました。しかし、今DCC Compact Classicsの音源を聴くと30周年盤の方がド派手に聴こえてしまいます。どちらが好きですかと聞かれたら、自信を持って『DCC Compact Classics』の方と答えます。
アナログサウンドで飾り気のない音質です。こんなにもアルバムの印象が変化するとは思ってもいませんでした。決定的に違うのは、CDには18曲収録されていながら、ジャケットには曲目が14曲までしか表示されていません。そしてCDは18曲全曲を聴くことはできてもリッピングは14曲までしかできません。コピーガードが掛かっているとしか思えません。
雰囲気・世界観
ビートルズ在籍中から制作していたものもあるので、かなり複雑な心境の中で書き上げた曲ばかりでしょう。
おすすめの聴き方・シーン
とにかく聴きこんで欲しい。これ以上のリマスターはないでしょう。耳が疲れることなく聴ける『All Things Must Pass』はこのCDだけです。ebayまたはヤフオクで出品されていたら迷わず購入してください。
総評
DCC Compact Classics盤について書きたいと思います。それだけ他のCDと音質が違うのです。天と地の差があるくらい。
- ジョージのリードボーカルが少し遠くから聴こえる。他のリマスター盤は全ての音が近くで鳴っている。
- エレキギターの音が抑えられている。
- クラシカルで一切の派手さを排除した音質。
- 柔らかみのある温かい音。
- 秋の夜長に落ち着いて聴けるアルバムに生まれ変わった。
このアルバムには隠れた名曲がありました。エリック・クラプトンがライブでカバーしていた『Isn’t it a Pity』という曲です。正直なところクラプトンのカバーの方がいいかもしれません。YouTubeで聴いていたらどこかで聴いたことのある曲と思い探し当てました。
クラプトンにアルバム全曲ジョージのカバー曲集を制作させたらいいものが出来上がりそうです。
- 1970年リリースなのでビートルズ解散後の初のアルバムになります。
- 当時はLP3枚組でジョン・レノンが正気なのかとコメントしていました。
- My Sweet LordやBeware of Darknessという名曲が生まれたアルバム。
- ヒットしていないが『Let It Down』や『All Things Must Pass』の方が名曲と言っていいだろう。
キャッチコピー
『偽物のようで本物です』
AllMusic評価
| 5 | Masterpiece |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |





