- Piano Ballad
- 2024年8月4日
- 2026年1月31日
Sviatoslav Richter『ピアノ・ソナタ第23番「熱情」&第12番「葬送」』レビュー
リヒテルとの出会いは、タワーレコード池袋店からで当時店内に流……

バンド名というよりは『I’m Not in Love』しか知らないなかで購入しました。しかもmobil fidelityのプレミアムがついた価格でゴールドCD盤を。更にDCC Compact ClassicsでもゴールドCD盤があると知りebayで購入しました。
しかしDCC Compact ClassicsのゴールドCDは正式にはリリースされませんでした。どういう経緯で市場に出回ったかは知りませんが、未発売でありながら型番(GZS-1083)はとってあったのでCDの刻印も調べたら合致していたので本物だと確信しました。
10ccというバンドが架空の映画に対するサウンドトラックを制作するというコンセプト。1975年リリースのアルバム。ビートルズが1967年にリリースした『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』も架空のバンドの公演をテーマに制作されたアルバムで、同じ英国人なので模倣したのでしょう。
こういった架空のテーマでのアルバム制作は、ビートルズが先駆者で様々なところに影響を与えているということですね。
8mm映画の撮影風景のジャケット。サウンド・トラックなので映画撮影を意識したのでしょう。
録音がいいので、入手できるのなら通常盤でもいいかもしれません。音質に拘りたいくらいにこのアルバムが好きならば、mobil fidelityのゴールドCDをおススメします。
私には一体どんな映画をイメージしていたのか全く分かりません。パロディでもなければ恋愛ものでもなさそうです。もちろんアクション系でもないでしょう。曲自体に主張がない散漫な印象を、敢えてサウンドトラックということで逃げたのかもしれません。
恋愛関係にあるわけでもない男女のを描いているというのなら、腑に落ちます。それぞれの交錯しない日常生活を、フィルム上は同時進行しているような編集で観客に見せることができれば、このアルバムは意味を成してくると思います。
朝よく見かける人のこれから始まる一日を想像してみてください。自分にも一日の生活がありその人は自分の知らないところで仕事をしたり学校で勉強しているわけです。同じ時間の流れの中で誰一人として同じように生きている人はいません。人の数だけ人生があるという言葉の通りです。
そんなことを考えながら聴きたくなるアルバムです。
当然のことながら映画を観たことはないですが、ALL Musicの評価は高いですね。既にDccもmobilもCDは手放しましたが、値段がつかないと思っていたら、なんとDccの方はヤフオクで結構な値段がつきました。
私は、『I’m Not in Love』をできるだけ高音質で聴きたかっただけでこの2枚を購入しました。真逆のリマスターを両社はやってのけたので、私はどちらも好きです。甲乙つけがたいといいたい。架空の映画のサウンドトラックというコンセプトで制作されたアルバムで好きになった曲は次の通りです。
『人の数だけ人生はある』
| 4.5 | Excellent |
| AllMusicスコア | 評 価 |
|---|---|
| Masterpiece | |
| Excellent | |
| Strong | |
| Good | |
| Average | |
| Mixed | |
| Poor | |
| Very Poor | |
| Awful |

こちらの方が入手しやすいと思います。音質重視と言う方でお金を気にしない人は是非購入してみてください。
公式に発売されなかったアルバム。DCC Compact Classics盤にはリマスターを終えゴールドCDにまで焼いたのに未発売というのが数点あります。WEBで番号検索すると出てきます。
スティーブ・ホフマンが散々リマスターに時間とお金をかけても納得いかなかったということでしょう。この録音状態で使用されている楽器を考慮しても差別化は困難だったと思います。

